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年末挨拶、または、感動のメモ、または、リベラル性根入れろ

顔本にも書きましたが、年末年始は、教え子の結婚式のため、中国福建省福州(と厦門)に行きます。

作られた日中対立(作ったのは石原です!!!)のために関係が悪くなったみたいなことを言う日本の方が多いですが、それこそ、あちらさんの思う壺です。外国と対立を激化することを煽るのが、あちらのやりくちですから。

それにしても、リベラル左翼はこんなにももろいのですね。団塊の世代の人々のやり方が、(平和教育も含めて)いかに情緒的だったか思いしらされました。

とにかく、楽しみ。北京、上海、南京、台北、台中、と行きましたが、中国系の地域で福建省は初めて。福建省は、台湾とも近いので、いろいろおもしろいことがありそうです(福建省から多くの人々が台湾に渡ったそうです)。

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今年は年末に、立て続けに芝居的なものをみました。
一つは、ミュージカル映画、レ・ミゼラブル。
一つは、生演奏付き演劇、ペール・ギュント
それに加えて、何ヶ月か前に、リーティングシアター、ペール・ギュントも見ました。
(演出された、盟友石丸さち子さまと。彼女とは35年前から知っています。彼女はもとは、蜷川幸雄の助手でしたが独り立ちをしています。舞台メークの死人のままなのでちょっとこわい)。

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どれも、普通の映画、演劇と違っていた。
レミゼは、御存知の通り、撮影しているその場でキャストが生歌を歌いそれを録音するという臨場感。(サントラ買いましたが、映画の息遣いが聞こえます)。
ペール・ギュントの方は、一つは、演劇が行われている同じ舞台に、ピアノやバイオリンなどの生演奏がずっと演奏されている。キャストがいる空間に音楽がある、その暖かさ。もう一つは、リーディングシアターで、キャストは台本を持ったまま走り回る。

どれも、心が揺さぶられました。
そういえば、演劇学会の論文で、演劇を、ことばだけに純化させた張本人はアリストテレスだということを読み、自分が論理の研究をやっているときにやっぱり出会うのもアリストテレスなので、こいつ、相当な奴、来年は、アリストテレスの年にしてやろう、と密かに思っております。

ということで、らいねんはもうちょっと書きますので、みなさん、劇的な人生をよろしく。 
ちょっと早いですが、年末年始は、芸能人並みに 海外 なので ここでご挨拶でございました!!

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