« 2012年7月 | トップページ | 2012年12月 »

2012年11月

誕生日なんだけど

そんなことより気になるのは、やっぱり選挙。

どうも、中道左派の連合ができるみたいですね。
とりあえず選択肢が増えるのは良かった。
これで、中道の民主党、右翼の自民党、極右の維新なんとか、に加えて、中道左派が加わったみたいです。
というような、解説を、なんで新聞はしないのかね。他の国の政治なら
こういう色分けするくせに。
で、左翼はどうなん!前にも書いたけれど、いわゆる左翼の共産党は!!
「変わらないのがすごいでしょ」みたいなことを委員長が言っていましたが
それって、いいことなの?
私のような仕事をしていると、だれが文部行政という政治を握るかで
いろいろなことが変わるので、とてもひやひやしながら見ています。
ああ、それにしても、生活から政治を生み出したいと考えた小沢氏は、その夢を
どこで果たすのでしょうか。
そして、有権者は、「戦争」を選ぶのでしょうか。
戦後最大の岐路が待っていると思うのだけど、なんで新聞はこんなに冷静なの?
なんのための、NIEなの?
結局、NIEは、新聞御用教育なの?
今学会をしているそうなのだけど、どうなの?
こうやって、1937年ぐらいは、過ぎていったのでしょうね。

共産党よ、いまのままでいいのか?

右傾化した、右傾化した、ということばがもう何年もまえのような気がします。

今本当に、私たちの国は右傾化している。
前にも書いたけれど、中道と、右翼と、極右と、そしてふらふらしているもっとも危ない、国家社会主義と。
こんなとき、左翼リベラルはどうしているのか、ということになります。
共産党よ、いったい今のままでいいと思っているのですか。
自分だけの党勢を、少し伸ばせばそれでいいと思っているのか。
相変わらずの、「一人いい子」を演じるだけでいいと思っているのか。
かって、私がその「一人いい子」ぶりが嫌いで、共産党が嫌いでした。
本来、左翼リベラルの重要な一翼を担う党が、「一人いい子」を演じている間に、
それを嫌う他の左翼陣営は、ちりぢりばらばらになり、消えていった。
極左とか、過激派、とかいうレベリングをされて。
組合も、内部の崩壊によって、弱体化した。
その影響は、もっとも弱い労働者にきてしまった。
そして、とうとう、日本は、真ん中か右か、もっと右かを選ぶ選挙に突入してしまった。
他国と戦争をするということが本気で論じられるような人々を排出させてしまった。
このような中で、共産党は、やっぱり「一人いい子」を貫くのですか?
私は、わけがわからない。
それを貫いて、日本がよくなるんですか?
あなた方の敵は、大企業ではもはやない。
目の前の大衆の心の中にある、専制願望です。
それを打ち倒すためには、まず、共産党自身が変わらなければいけない。
そうすれば、ふるくからの党員や党友は離れるでしょう。
しかし、それらの人々はもう年齢が高い。
共産党だけではないですが、左翼陣営に見られる「一人いい子」は、
昔から言われていることですが、全く変わっていない。
この選挙で、共産党が、他の陣営とタッグを組み、左翼リベラルを統括していく姿が見られたら、状況は変わると思うのです。
いや、やっぱり無理かな。
党に関係している人々は、それが生きがいになってしまっているかもしれない。
悲しいです。
(次回、社民党などについて)

御手洗に行った

呉市豊町の御手洗に行きました。

御手洗のせつめいはこちら
こじんまりしているけれど、栄えた港町、しかも、色の香りがする町でした。
この高速船で、竹原から一路大崎下島へ。

Img_6862

着いたのが御手洗港。

Img_6863

港から、ちょこっと町を臨む。

Img_6890

こんな町並みが、コンパクトに凝縮してある。

Img_6869

Img_6870

時々洋館もある。

Img_6895

ここは、遊郭。
この御手洗に、江戸時代の最盛期は300人も
遊女がいたそう。

Img_6879

通りを抜けて歩く(前はよめさん)。

Img_6866

そして、乙女座。
劇場でもあり映画館でもあった。
概観。いい。

Img_6906

中。舞台側から。

Img_6899

客席から。

Img_6904

ここで、芝居がしたい。
客はくるんかな。
日本で一番古い、時計屋さん。

Img_6883

堪能しました、御手洗。
ところで、こんな私ですが、リベラルです。
あのう、リベラル者は、もうちょっと、生活を語ったほうがいいのではないですか?
小難しいことばかり話すから、人々は、希望をリベラルに持たなくなったのですよ。

ここにいてはいけない

レ・ミゼラブルを読んだ。

この本で。

Photo_4

そして、12月21日に映画も公開される。

私は舞台は見ていない。なんとなく見たくなかった。

ただ、この映画は見たい。映画に呼ばれている気がする。

12月には、この芝居も見る。

http://sachiko.way-nifty.com/polyphonic/2012/10/theatre-polyp-1.html

見たいと思った。でも行けないと思ったが、行けることになった。

虚構が自分を呼んでいる気がする。

最近、授業や講演でも、自分が演じるようにやっている。

と、また呼ばれている気がする。

ここにいてはいけない気が、強くしている。

この仕事も辞めどきなのだろうか。

まだ、辞めてはいけないのだが。

選挙が、中道と右翼と極右の、絶望的な争いになっているのを見て、

この国は、いい国なんだけど、革命は永遠に起こらないのだろうな、

起こそうとした人は、極左のラベリングをされて「村八分」にされるだろうなと

思った。

なんだ、やっぱり、この国は、政治から見れば、「レ・ミゼラブル」じゃん。

教育行政は、どこまでいっても、政治屋の遊び道具なのだから、国が教育をやることには、せめて「革命」を起こさないといけないと心底思う。

しかし、教育革命の外見をしているものは、この国ではだいたい、「自分の売り出し道具」でしたよね。

だから、本気で、教育革命を起こしたい人は、地下に潜ってしまっている。

それらの人々を、召喚、することができなければ、革命は起こせない。

それに賭けるのか。これは、やっぱり虚構なのか。

虚構を私が呼んでいるのかもしれない。

« 2012年7月 | トップページ | 2012年12月 »