27年
6月23日。
報徳学園の同窓会がありました。
私が、中学1年(副担任)2年3年(担任)と一緒に過ごした
生徒たちの同窓会です。
27年ぶりです。
生徒たちが高校に進学した後私は学年団から離れ、
また、彼らが高校2年の時、報徳学園を辞めたので、
そこから数えれば、25年ぶり。
生徒たちが卒業したときからは24年ぶり、かな。
遠い遠い時間の向こうから、生徒たちが帰ってきました。
これをぶら下げて(写真は27年前の写真)同窓会に臨みました。
変な気分。
変な感じ。
なんか、泣きそうで、でも、なつかしくて、いや、懐かしいというよりは、クラス担任のまま、という感じ。
目の前には、40歳を超えたおっさんばっかり。
なのに、27年前の姿がそこに見える。
授業が思い出される。
いろんなことをいっぱい言われました。
カンニングを見つけられて、廊下で私に怒られた話、とか、悪いことした生徒の家に家庭訪問に行ってそこで親から商品を買わされそうになった話、とか。
嬉しかったのは、こんなこと言われた、という話。
「定期テストではないけれどテストでいい点とってなんばばにほめられた」(なんばばとは私のこと)
「おまえは天才だから、きっとみがけばよくなるよ。このままだとさびてしまうと言われた」
「俳句で一等をもらってうれしかった」
とか。
覚えていることも覚えていないこともあって。
私、ちゃんとしていたのかなと、心配になって。
そこにいた生徒の全て(60人ぐらい)の全てに話できなかったことが悔やまれて。
授業なんかより、ほんの一言が、つながるんだなと思いました。
教師をやっている人たち!
そういうことなんよ。
27年経ってからのご褒美なんよ。
だから、今、がんばろう。
児童を、生徒を、学生を、ほめようよ。
どんなに疲れていても。
報徳生たち、ありがとう。
なんばばは、もうちょっと、教師をやるわ。
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