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2009年12月

2009年終わりだなあ

どうも。
おひさしぶりです。

というか、今年は、ブログ更新をさぼってしまいましたねえ。
もっともっと、更新しなきゃと思いながら、日常に流されていました。

では、恒例の、一年のふりかえり


今年やったこと。

・早起き、早寝

ここ最近、メールの返信や落ち着いていろいろ考える時間がなく、ばたばたする感じがありました。メールも思いついたときに返すようにしていたので、気持ちがのらないときは、まったく返せず、時間がとてもながくかかって迷惑をかけたこともありました。
(余談ですが、メールってなんで返すのが面倒になるときがあるのでしょうね。人と会いたくなくなる時がくるのと似ていますね)

それで、一年勃起、じゃなかった、一念発起で、早起きして、メールの返信やら予定の確認やらをはじめることにしました。
だいたい、5時過ぎに起きて、6時半までの一時間半をそれにあてるのです。
そのかわり、夜はなにもせず、ごはんたべて、テレビ見て、よめとだべって、10時には寝る、という生活にしました。

これがいい!!!!!

同じ1時間でも、仕事から帰った夜と起きた後の朝とでは、全く違う。集中力が違います。なんか、たのしくなっちゃうんですね。

秋から始めたこの方法、最近は、慣れてきて、少しずつですが読めていなかった英語の本を読んでいます。なんか心が落ち着きます。



・電動自転車での通勤

最初は家から自転車で5分位の駅まで行っていたのですが、これでは運動にならないと思い、仕事場の最寄り駅から仕事場まで行くことにしました。片道6キロほどを20分で行っています。

これがいい!!!!!

今まではバスで通勤していたのですが、バスは窮屈だしゆっくりだしなんかとてもストレスがたまるのですね。それでついついタクシーに乗っていたのです。(そのことで、よくよめさんには怒られました)。

で、電動自転車に変えたのですが、自分の思うように走れるという快感は、たまりません。車の免許を持てない私にとっては、まさに、「自家用車」という感じです。
今は真冬。毛糸の帽子をかぶり、手袋をして、耳にはヘッドホンを着けて、イエローモンキーを聞きながら、西条の町を疾走しています。(だけど、ロードバイクには追い越される)。


・学会での発表


今まで、忙しい忙しいと行って、学会でちゃんと発表しなかったのです。私、さぼっていました。院生なんかに発表させているくせに、これではいかんと、一番バッター、じゃなかった、一念発起して、できるだけ毎回発表しようと決めました。
そしたら、自分をだんだん取り戻すことができるようになったのです。不思議なことに、自分が何を本当はやりたいのかが、見えてきたのでした。これからも地道に続けていきたいと考えています。


・ちょっと海外まで

仕事がらみで行くことが多かった海外ですが、今年は、韓国や台湾、ニューヨークに、ちょっと仕事が絡んだのもありますが、遊びもたっぷりの旅行に行きました。
これは楽しかったです。どの場所にも、町に詳しいガイドがいて(韓国は本物のツアーガイド、台湾は留学生、NYは息子)街をたっぷり楽しみました。これも来年は続けたいねえ。


今年やれなかったこと

・やせること

もう、無理。なにをしても続かない。自転車通勤してもやせない。もう、無理。
わああああああん。

・家の写真やビデオの整理

息子たちの、写真やビデオが散乱してままになっています。親として最低です。
息子たちが嫁ぐまでに、ちがった、結婚するまでにはなんとかやりたい(何年先や!)

・かっこいい私服を買うこと

スーツは便利すぎて、ほんとにおしゃれについてただでさえ無知なのがますますわかんなくなっています。本当は、出張などではかっこいい私服を着ていきたいのですが、だめでした。私実は服の好みが多いので、人と買い物行くと落ち着かないんですが、一人で買い物行くととてもはずかしい。だれか、私と一緒に服を買ってくれる人(しかもアドバイスしてくれる人)を求めます!!!


さて、来年はどんな年になりますか。

来年の抱負はまた明日ということで。

みなさん、今年一年、ありがとうございました。

来年もよろしくおねがいします!!!

私が愛した、言語、言語の教育は、空の彼方へ 市街戦へ

危機は、静かにやってきます。

戦争は、戦後になって、命名されます。

月刊誌 「言語」が休刊します。

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まあ別にね、言語学とかに興味のない人はどうでもいい話だし、なんかノスタルジーなんでしょ、と、そう思うあなた。

この雑誌はね、言語学以外の人がいっぱい読んでたのよ。日本語学をはじめとする各国語の研究者はもちろん、言語教育や、文学の人、そして、(昔はいた)言語好きの在野の研究者とかね。

学問が凋落するということは、裾野が消えていくことなんです。

それでね、なんで、言語学に裾野が消えたか。

もちろん、言語学自身の責任もある。

(だって、私だって熱意を失ったから20年も前に分野を変えた)。

周囲の変化も大きいのかもしれない。

一つだけ言えるのは、わけのわからん言語学と、わけのわかる左翼的発言を、一人で行っている、チョムスキーが、日本にいなかった、ということ。


と思ったら。

英語教育の方が、うるさくなってきた。

Img_0251

この本をはじめとして、英語学、英語教育をやっている人が、小学校英語教育やそれ以降の英語教育に対して、ものすごい危機感をもって発言している。

そして、この本の最初の章が、「英語にとって政治とは何か」。



ひるがえって、国語教育。

なにやってんのかね。国語教育研究者よ。

私の本の書評で、「国語教育には珍しく、筆者の主張が前面に出た本」と書かれました。

笑いました。

国語教育研究者の本には、筆者の主張が出ていないんだって。



国語教育は、母語教育だから安泰と思っているの?

私なんて、母語だから、教育しなくていいじゃん、と思うよ。

言語技術教育っていって、勝手にこしらえた、コンテクスト無視した「コミュニケーション離れの病(by 宇佐美寛)」に陥った「技術」なるものをおしつける教育や、

「あなたの理論」を押し付ける、文学の教育や。

勝手なことをしても、所詮、母語だから、なんとかなるでしょ、どうせ海に流れて、浄化されるでしょ、と思っているんじゃないの?


別に、日本語がどうなろうとどうでもいいけど、(言語は守るものではない。そもそも、言語は、あなたの外にはない)わたしのことばをやっぱり奪う行為は、侵略ではないかね。

侵略は、戦争であって。

侵略に対しては、対抗しなくてはならない。

やはり、私は、宣戦布告している「もの」たちに、

無限の、市街戦を挑まなくてはいけないのだと、思いました。



市街戦だから、私も、傷つきます。



風邪なおりました

土日寝込んで、月曜はよろよろおきだして。

ようやく風邪が治った気味。

あああ、久方に、寝ました。

なんか熱が出ていたことが、夢のようで。

熱が出ているときって、熱のことばかり考えますね。

普段は自分の熱のことなんか考えないのに。

あるはずのものを考えない。

異常のときだけ考える。

まるで、恋みたい。

うふ。




ああ、まだ、熱が下がりきっておらん・・・





普段の生活の背後に、いつも 熱があるんだよ と思わせた

風邪生活でした。




ああ、それにしても、休みがとんじゃったよおおお。








風邪をひきました

一年に一回の、風邪ひき。

今年は、こんな時期にひきました。

まずのどがいたくなり、はながつまり、せきがでて、ねつがでる。

今は、インフルエンザとまちがえられてしまいそう。


昨日今日とねこんでおります。

ねこむと、いろいろなもうそうをみます。

ゆめとも、うつつとも、つかぬ、もうそうを。

もうそうにいきている、ふつつかんでありまする。


もうだめ。


ねます。

新刊 出ました!!!!!

難波と、小学校とのコラボ本、またまた出ました!!

今度は、伝統的言語文化の本です。

3325

定価は、2000円。

明日発売です。


ここで注文してね!

あと、一緒に本を出した、東広島市立原小学校の研究会が、1月29日にあります。
詳しくは、こちらへ。

よろしくおねがいします!!!




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