日曜日のこと
51歳になった(泣)初めての日曜日。
コミュニケーション学会中国四国支部大会での講演の合間に、敬愛する画家の皆様の展覧会に行く。
これは、歩いて20歩のところにお住まいの、ご夫婦の展覧会。
奥様は、私が「Junko red」と名付けた、赤がとても印象的な情熱あふるる画風。
だんなさまは、洒脱で軽妙な、それでいて、どこかストイックな画風。
下の真ん中にある写真の家が、ご自宅。バウハウスあります、ほんと。
そして、この奥様が師事なさっている、広島大学名誉教授の難波平人・英子先生ご夫妻の展覧会に。
私が赴任した時、広島大学には、難波という名字の教員が3人もおられたのですが、みなさん退職されました。
そういうつながりでメールなどでのおつきあいはあったのですが、奥様が東広島の教育に関わっておられることもあって、難波先生が退職なさったあとに、むしろ、親しくお話させていただいております。
難波英子先生の絵。
難波平人先生の絵。
パンフレットからの撮影なので、大変見にくくて申し訳ありません。
ただ、どうしても載せたかったので載せさせていただきました。
最後の絵をご覧ください。
空が、沈んでいます。
建物には明るい光が差し込んでいるのに。
白い道には影が差し込んでいるのに。
制作旅行でいったトルコで絵を描いていたとき、先生は「トルコの空はこんなに暗くない」と言われたそうです。
私正直、そうとうショック受けました。
もちろん、いい意味で、です。
本物の画家は、すごいことをするんだ、と、思いました。
これを「建物の白さを際立たせるためでしょ」という人は、阿呆です。
そんなことをするためには、いくらでも方法があります。
なんで、青くて澄んだ空を(行かれたところは、ヨーロッパや中東などです)、わざわざ、暗く沈んだ色にするのか。
しかも、この色を良く見ると、黒、ではない。
なんとなく終末期の地球のようにも見えるのだけど、光はある。
単純な、二項対立ではない。
いろいろ考えます。
とても、触発されました。
みなさんのおかげで、感性がブラッシュアップしました。
ありがとう!!
追伸
一個前の記事の、プレゼントとは、
とけい、カード(3Dケーキ付き)、お花 でした!
三宝に載った菱餅ではありません(笑)。
あと、アプリで作ったケーキは、クリスマスを兼ねています。
私の誕生日は、クリスマスに(強引に)近いということで、いつも、
誕生日とクリスマスは一緒に行われており、それがなぜかというと、
私の家は貧乏で、父は、中学1年のときに、出・・・(以下、涙にかすれて読めません)
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