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2009年7月

高校の授業と、すごい雨と、ことばと、眞も母子

先日から中国地方と北部九州地方は雨ばかりが続いています。

今日は、私が住んでいる東広島市でも土砂崩れが起き、お一人が亡くなってしまいました。

今日は、広島の北部の高校で、大学を紹介する出張授業をしに行ったのですが、一般道が通行止めだったり、高速道路が閉鎖になったりと、大変で、途中に水かさが増した川を見たドライバーのよめさんは、「きゃああ、川があふれる〜〜〜〜〜」とパニックになり、泣き叫び、これまた大変な道中でした。

行ってみたら(三次というところです)、雨は止んでおり、なんということもなかったです。




少し遅刻して、大学の紹介や、小学校の授業の模擬的なパフォーマンスをやってきました。

おとなしい中高生だったのですが、保護者が快活だったので、助けられた授業でした。







さて、雨。

最近の大学の授業で、

「ことばが世界を作るんよ」という話をしたとき、「雨」の例を挙げました。
空から落ちる、H2Oにすぎないものが、6月に降れば「梅雨」、秋に降れば「秋雨(あきさめ)」春に降れば「春雨(はるさめ)」
(雨を「さめ」と呼ぶことについては、いろいろおもしろい説があるようです。私は、「さめざめと泣く」の「さめざめ」と関係がある、という説はありかもと思います)




言葉が変われば、世界が違って見える。


というか。



世界を違って見たいから、言葉を変えるのかもしれないですね。





「風見鶏」については、「立ち向かう姿」の意味の方が古い、という話もあり、なかなか複雑です。

「風見鶏」という、実体に、「どんな幻」を見たいのかで、「立ち向かうかっこいい人」か「くるくる変わる日和見主義者」なのかが変わるのかもしれません。

見たい幻で、言葉の意味は変わる。とすれば、世界の意味は幻かもしれませんね。

でも、私は、世界がまぼろしとは思いません。

その点で、私は、唯物論者であるといっていいでしょう。






三分を「さんふん」と唱えるか「さんぷん」と唱えるかは、やはりそこで見たい(聴きたい)幻が違うのかもしれません。

さんふんと唱えたとき、どんな 幻が 立ち表れるのでしょうか。



なんか、 やわらかいけれど、 したたかな幻が、見えてきませんか??




ところで、私ここまで何度 幻 と書いてきましたが、

何度も

まもぼし と打ってしまっていました。

私は今は、

幻に

まもぼしの

幻を

見たいのでしょう。


まもぼしは

変換すると(by ことえり)

眞も母子

なります。





亡くなった母の幻でもみたいのでしょうかねえ。




マルクスも、母親の幻を、見たことがあるのでしょうか・・・・・・・・・・・


最近気になる、ふんとぷん

突然ですが、ちょっと前から、とても気になる、言葉遣いがありまして。

ふん

ぷん

で、ございます。



みなさん、次の言葉は、どのように発音されますか?


「あと三分」



わたしは、「あとさんぷん」と発音します。


ところが、私の大学の学生も、小学校の児童も、「あとさんふん」と発音しているような気がするのです。


この現象、「連濁」の一種かなとも思うのですが、いくつか興味深い法則が隠れているような気がします。

まあ、それはそれとして、私は、「さんふん」という言い方に、違和感があります。

もちろん、正しい日本語とは、なんてことがいいたいのではなくて(正しい日本語なんてものはないのですから)、ここで話題にしたいのは、言葉の変化についてなんです。

もしかして、連濁っていうものが、だんだんなくなってきたのかな、と思って。

他にも、

「鉛筆三本」も、「えんぴつ さんほん」っていう子どもが多くなったような気がするのですが、みなさんはいかがですか?


この現象についての感覚で、年齢が分かったりして(笑)。




よめのいない週末

なので、 まったくぐうたらしています。

ああ、仕事する気がしない〜〜〜〜〜。

で。


スープカレーを作ろうと、思ったわけで。


家にあった、スープカレーのもとを使うんですけどね。

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レシピ通り作りました。

スープカレーは、北海道に行ったときに食べたいなあと思ったいたけれど食べられず、

なぜか、三男がいる奈良ではじめて食べて、はまったのであります。

私は、ものすごく、ものすごく、カレーが好きで。
毎日でも、ぜんぜんかまわないわけで。

んだけど、 最近、 どろっとしたやつは、胸焼けというほどではないけど、
もたれるわけで。

さらっとした、インド風のカレーがいいいなあと思っていたら、

スープカレーというものがあることを知ったわけで。

で、できました。

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ちょっと ぴんぼけで、ごめんなさい。

骨付き鶏をいため、にんじんとじゃがいもを入れて煮込む。

あとは、スープカレーの素を入れていろいろやってできあがり。

あ、別に炒めた、パプリカっていうの?あの彩りのいいやつやピーマン、そしてきのこを炒めて、上に置きました。

ごはんとセットにしてみました。

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たまごは、大好きなんでつけてみたのですが、生卵(ちょっと温めていますが)は、合わないなあ。

にしても、うまいい。

スパイスが、とても効いている。

インスタントでも、うまいねえ。ほんまに日本の食品の品質はすばらしい。

(嘘つかなかったらね)

汗をかいて、はふはふして食べ、ごっつあんん!!

ぐたっとしても、ひとり。

かたづけなくても怒られなくて、ひとり。

鼻くそほじくっても、ひとり。

放哉ではないですが、そんな休日であります。

まあ、今日は充電ですな。

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