最近
人間関係のむずかしさを考える。
こういう仕事だから、人間関係のさまざまな姿がくりひろげられるが
むずかしいものだ。
時代が難しくしているとは思わない。
やはり、自分の感性が衰えていると思わざるを得ない。
経験値が増えるにしたがって下がる感性。
きっと、自分の最大値は、40前ぐらいだったのだろうなあと
(つまり広島に来る直前あるいは直後)と考える、今日この頃。
自分が人生をしまう、片付ける、という発想をするとは思わなかったが、
そういう時間に入ってきたんだなあと思う。
衰えた感性と、やたら増えた経験値とで、学生や教員に向き合うほど、迷惑なことはないだろう。
自分が、この年齢になって、再びまともに研究をやりなおうそうと思ったのは、
一つには人間から逃げたいという思いがあるのかもしれない。
が、人間嫌いになったわけではない、というところが、厄介だ。
ということで、「国語教育思想研究」あとひと月強で一回目の締切です。
われとおもわんかたは、原稿をお送りください。
原則として、全ての原稿にめをとおし、かつ、「この人」と思う方に目を通していただき、朱を入れさせていただきます。
インフルエンザ。
下火になったのは、菌なのか。 風聞なのか。
日本は幸せな国だけど、やはり、生きにくい国でもある。
いや、生きにくさを感じている人に、冷たい国である、と言った方がいいか。
こんなに豊かなのに、自殺者がこんなに多い。
「悲惨な国はもっと悲惨だ。」と叫ぶ人がいるが、そういう人は、悲惨さを自分の中に持っているのだろうか。
悲惨さは、比べられないだろうに。
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