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2008年8月

もうすぐ8月が終わる

失踪した、いやちがった、疾走した8月。

まあ、いろんな学校に行ったねえ。
広島県内が主でしたが、いろいろな現場を見ていますよ。

学校の、ほんの一部しか見ていないとはいえ、そして、所詮外部しか見ていないとはいえ、少しは見えますよ。

むしろ、外部からだと見えることもあるわけで。

いろいろ言えることはありますが、
一言で言えば、

学校は、

疲れている!



疲れているというのは、単に忙しい、ということとは違うの。

無駄に忙しい、ということ。

忙しくても、お金とか、名誉とか、喜びとか、応援とか、なんか見返りがあれば
がんばれるじゃない。

なんもないのに忙しかったら、消耗するよね。

教員じゃない人、知っている?
教員には、公立も市立も、

残業代はないんだよ。


その代わりに、4%の教職調整額が支給されているんだけど、
それを、今の政府は廃止しようとしている。

この前の教育基本法などの改正で、国が教育政策を立てるなどで
教育に責任を持つことを法律的に明示化したばかりなのに、
やることがこれなんだわ。


そもそも、国が教育行政をやっていて、その評価も国(あるいは国の下請け期間)が行う、なんて変じゃない?
本来は独立した機関が国家の教育行政について監視するべきではないですか?

自分でやって自分で評価して、部下に「ほれここを直せ」っていっている。


おかしい!!!!



学力テストは、第3者機関がやるべきだ。
そして、国家の教育行政の評価として行うべきだ。

と、私は思います。

この問題、とりくみます。





けっこんしき

8月23日、結婚式がありました。

わが研究室の重鎮お二人。

HさんとNさん。

この二人ことは話せばあまりに永く、

そして、私の思いは平原のようにひろく。

まるで、日本の田んぼのように。

って、わかる人にはわかるよね。

二人は、すでに結婚していたのですが、この式は

親族へのおひろめのため。まあ、節目ですな。

ということで、呼ばれたのは私ら夫婦以外はみんな親族。

けっこう緊張しましたぜ。

場所は、全日空広島ホテル。

指輪を見せる二人。

人前式であります。

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披露宴にはいって、まず挨拶する新郎。

緊張しまくり〜〜〜。

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私の挨拶のあと、呼ばれていた子どもたちが乾杯の音頭。

これいいねえ。

ケーキ入刀。

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そして料理。

最初は、キッシュ。でも、すんません、食べちゃった。

おいしかったのに。見せられなくてごめんね。

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次は、たらば蟹のサラダ。

たらば蟹でっせ!かにかまちゃいますで。

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フォアグラがのった、リゾット。

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そして、伊勢エビのグラタン。

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あのねえ、気づいた?

料理、めちゃくちゃおいしかったのよ。

しかも量が多くない。

料理で選んだ、という二人の言葉、ほんとでした。

結婚式の料理、大事でっせ!!!

お口直しのシャーベット。

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ヒレ肉のステーキ。

やらこい〜〜〜。つけあわせもおいしい〜〜〜。

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デザート。シフォンケーキやカシスケーキ、ココナッツのアイスなど。

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これは入刀された、ショートケーキ。新郎はショートケーキが大好きだそうで。

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最後のコーヒー。

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必死で食べる、二人。

そりゃそうだわ。自分たちで選んだ料理、食べたいわね。

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最後の挨拶は、新婦が。

参加者への感謝を。

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というわけで、結局料理だけの紹介になってしまいました。

だって、書きたいことが多すぎるしあまりに個人的なんで
書けませんわ。
というわけで、教訓。

結婚式は、料理!!

どうしてそこまでがんばれる

北海道札幌  BLANCのおねえさま(多分)、ありがとうございました。

札幌の風が、劇的な人生 に 吹きました。

もっとゆっくりできたらよかったのに、と今でも思っています。

次も、多分、泊まります。

やさしくしてね。


そんな私は、お盆休みで、家で、仕事をしてるんじゃああ!!(泣け)

今年の夏はほんまにすさまじい仕事の量で。

それでも、お外に行かず、冷房の中で、お仕事しながら、テレビをつけていまする。

テレビの中。

スポーツ、大盛り、ですね。

チャンネルをついぱちぱちと、いや、ぽちぽちと変えて、いろいろ見ています。

今回のオリンピック放送は、右上に、生放送なら「LIVE」って出るんですね。

だから、「LIVE」って文字を探しながら見ることになります。それで、コマーシャルになると

他のチャンネルに変えるのですが、見たことがある映像が何度も流れたりして。

負けた人は、もうあんまり流されないで。

勝った(と本人が思っている人、になるのかなあ。だって、銅メダルで喜ぶ人とだめ、という人がいるみたいだから)人の映像は何度も出るねえ。

そんなこんな中で、昼間は高校野球がある訳で。

しかも、報徳学園が、勝ち進んでいる訳で。

ご存知の通り、私の最初の仕事場は、報徳学園でございます。

ええ、以徳報徳の(知らない人はいいからね)報徳学園でございます。

二宮翁夜話の(知らない人はほんとについてこなくていいからね)報徳学園でございます。

ということは、まったく、まったく昼間は仕事にならない。

ちょっと机に向かっては、チャンネルを変え、また机に向かい、氷水を飲み、クーラーの温度を上げ下げし、また、チャンネルを変え、おおおおおと大きな声を出し、負けた人やチームにちょっぴり泣き、なんか変なタレント案内人が出たらまたチャンネルを変え、教育テレビから総合テレビに変え、慎吾ちゃんがそれをまねをしているのを見、またチャンネルを変え、おかあちゃんは仕事だから末っ子の昼ご飯を作り(今日は牛丼を作った。うまいってほめてくれた。うれしい。コツは肉を弱火で焼いて油を出して捨てること。)自分はスープカレーを作り(わしはじめて作ったんよ。見よう見まねで勝手に作ってみた。100スキで作ったよ。うまかった。わし、やっぱり料理好きだわ)またテレビを見て、フェンシングはどこでも突いていいんとちゃうんだなあと知り、1イニングで11点も入れられた選手はつらいだろうなと思い、サッカーってどうなったんかなとふと思い出し、・・・・・・・・・



仕事なんか、できん!!!!!







なんで、みんな、そんなにがんばれるんかなあ。
報われるのはほんの一握りなのに。それを知っているのに。
宝くじみたいな感じなのかなあ。とにかくやっておけばあたるかもしれんみたいな。
でも、宝くじは買いにいけば買えるけど、練習はつらいんだよね。
何年も何年も、人知れないところで、見えないところで、一人で、二人で、誰からも理解されないときも、みんなからプレッシャーかけられたときも、うまくいくときも、うまくいかないときも。

スポーツなんて単なるお遊びみたいなものなのに、なんで、こんなに、見たいのかなあ。
一瞬が、永遠だから、かなあ。


今年は、初盆。
亡くなったおばあもおる仏壇の前で、永遠と一瞬を考えます。
お坊さんの法話、ええ話でした。
お盆とは、サンスクリットでは、「倒懸」という意味だそうで。
いつもとは異なる状況になるということで。

そんな、夏休みです。





暑いっすなあ

まあ、どこのブログにも同じようなことばが書かれているでしょうが、

やっぱり。






暑い。






あんまり暑いんで、小さくしてみました(笑)。


8月に入ってからは、教育現場と関わった日々でした。
2日は研究大会を行い、鶴田先生に来ていただいて講演をしてもらいました。
鶴田清司先生には、いつものPISAの話ではなく、「ごんぎつね」のお話をたっぷりしてもらいました。
大変な反響でした。鶴田先生、ありがとう!!

4日からはいろいろな学校にお伺いして授業案検討をしたり、校内研修の講師としてお話をさせていただきました。4日間でなんと9校も行きました!!
現場では「習得、活用、探究」なんて言葉がおりているようなんですが、実際の授業や教科の特性を無視した議論にならなければいいな、と思います。

8日は、指導力向上セミナーということで、東広島の先生方に模擬授業みたいなことをやらせてもらいました。とりあげた教材は、光村図書の「平和のとりでを築く」。6年生の説明文教材ですが、平和教材でもあります。この教材を使って、論理力を育てる授業を行ってみました。まだまだ荒削りですが少しずつ洗練させてみようと思っています。
そのときびっくりしたのは、多くの先生方がこの教材を知らなかったこと。確かに東広島は別の出版社の教材を使っているのですが、広島に関わるこの教材の存在を知らなかったことは衝撃でした。
検定制度についても考えるべきことがあるけれど、教科書採択の仕方ももう少し考えた方がいいのではないかなと思いました。学校ごとの採択はなぜだめなんですかねえ。学校ごとにすればどの教員も全ての教科書を見ることになるからいいと思うんだけど。

ところで、前回の記事の最後「docile」の意味、わかりました?

「素直」「教えやすい」ということです。

そう、秘書に必要な資質は、「素直」ということなんです。

それは、「従順」とは少し違うことです。

うちの秘書は仕事を頼んだときには、最初には絶対断りません。
まず、「はい、やります!」と言って、仕事の内容を詳しく聞いた後
「ここはどうしましょうか。」とか「この仕事の後でいいですか?」と、
言います。
つまり、あとにいろいろと尋ねる訳です。最初には、絶対に嫌な顔をしません。
あとでいろいろと尋ねられ、私とコミュニケーションする間に、私の方が
「あ、そうか、この仕事がまだ残っていたね。ならば先にこっちをやって」という話になっていく訳です。

わかりますか?

まず、「はい、やります」と肯定的に受け止めた後
その仕事について、私とコミュニケーションをはかり、
最後にはお互いにいい方向に仕事方針を作っていく。

素直、とは、単純に相手の言葉に従うことでもないことがお分かりいただけた出ようか。
そこには、コミュニケーションを図ろうとする心の動きも入っているのです。

これは、秘書のみならず全ての仕事に言えることではないかと思います。

そんな優秀な我が秘書。
仕事の合間に、少し読書をしておられます。
まさに神々しいお姿を、ご覧じろ!

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おつかれさま〜〜

ようやく体が治ってきたような気がする、今日この頃です。

しかし、食べられないときの情けなさと言ったら、なかったですよ。

食べられないときはそれほどしんどくなくて、むしろハイになったと

前に書きましたが、その反動が、きました。

ビタミン不足がてきめんで、口内炎やらからだのだるさやらがいっぺんにきて

しかも、研究大会を2日にやったものだから、よけいにきました。

しかし、それがすぎ、3日の日曜の午前はひさしぶりになんにもせずにいたら、
とてもらくになり、そのうえ、昼寝ができて(happy!)さいこうにゆっくりできました。

そしたら、いらいらも、口内炎も消えていくんですよ、不思議ですねえ。

ストレスというのは、私の場合、ストレッサーが過ぎた後で感じるもののようです。

もちろん無意識には、ストレスをその前にも感じているんでしょうが。

さて、今週は出張外回りウィークです。

今週だけで、9校回ります。プラズ、指導力向上セミナーなるものをやります。
しんどいですが、楽しい。

自分の好きなことをやれている幸せを感じています。

さて、秘書話、ようやく。

秘書に取って一番大事なこと。

それは。

それは。

それは。










docile !!

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