人の出会いと本そして・・・
少し間が空きました。
1月21日 母の四十九日が終わりました。これで母は極楽に完全に行ったのでしょうか。
とはいうものの、未だに不思議な気分は残っています。いないんだなあということに慣れない。
あんなに、うるさがっていたのにねえ(笑)。
先日伺った学校で講演をさせていただいたとき、最近の家庭の状況について語らせていただきました。
ネタ本は、これ。
いろいろ批判があるようですが、私の実感とはとても合います。
言うこととすることの乖離。そのことに全く問題を感じない感性。
それは多くのところに見られることであります。
私が母に何よりも感謝することは、
母は自分の欲望に嘘をつかなかったこと。
ひどいことを言ったし、わがままも言ったけれど、決してそれを
「こう言うのはあなたのためよ。」というような「まやかしを決して言わなかった。
だから私はダブルバインドにならなくてすんだと思います。
言うこととすることを一致させること。
今日の福士さんは、その意味でかっこよかったです。
彼女はマラソンで、言った通りに全力で飛び出しそして失速し負けました。
プロではない走りだ、とか言われそうですが、私はそういう人に言いたい。
やることをやれ。
今まで日本は「言わぬが花」という文化の中で、ことばがうまくない人が多く
そんな中でちょっとことばがうまい人が出ると持ち上げます。
その極みは、小泉さんでしょうか。
そのあと、なんかしらんけど、雨後のタケノコのように、ことばたくみな政治家やそれに類する人が多くなってきました。
そういう人に、わあああと群がるような気分もますます強くなってきました。
言ったらしろ。
こんな時代だからこそ、私たちもことばを磨かなくては行けません。
自分の思いをしっかりとどける、ことばだましの人に負けないようなことばを
磨くこと。
うってつけの本がこれ。
私の古くからの教え子が出しました。
彼のことは以前からこのブログでも掲載しています。
彼のHP。
ほんの注文はこちら。
読む価値あります。
ことばばっかし人に勝つためにも。
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