追伸:本がまた出ました。
右にもありますが、本がまた出ました。
広告文を転載します。
「日本語に関わる全ての場面で、日本語が豊かに深く適切に使えるようになることを願う、研究者の言説に飽き足りない実践者や現状打破を願う研究者、そして国語教育にかかわりながら様々な矛盾と戦っている全ての人への福音となるであろう。」
いい文章が並んでいますよ。
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右にもありますが、本がまた出ました。
広告文を転載します。
「日本語に関わる全ての場面で、日本語が豊かに深く適切に使えるようになることを願う、研究者の言説に飽き足りない実践者や現状打破を願う研究者、そして国語教育にかかわりながら様々な矛盾と戦っている全ての人への福音となるであろう。」
いい文章が並んでいますよ。
おひさしぶりでございます。
私の机の前には、旧暦カレンダーが貼ってあります。
一枚目は「霜月」。
その最初は、霜月一日。
新暦では、12月10日です。
旧暦の一日はもちろん「新月」でした。
母が亡くなったのは、「霜月二日」。二日目の月です。
初七日は上弦の月。
二七日は満月。
あっという間に二週間経ちました。
そして今日は別の方のお通夜に行って参りました。
つらい通夜でした。
ご法話の中に、思いの人がなくなったあとは、まず「なぜ」という疑問から始まるが、やがて、「ありがとう」という感謝に変わり、そして「お元気ですか」という質問に変わっていくというお話がありました。
私のような、母を亡くすまでの間が十分時間があったものならば、その時間が心をいやしていく時の代わりを果たしてくれるでしょう。
ただ、急に失った場合は、上のような心の変化は、時間がかかるでしょう。
「心配ばかりかけた私がひさしぶりに実家に帰ったとき、おうようかえってきたのう、と言ってくれた親父の言葉がずっと胸に残っています」
遺されたご長男のことばが心に突き刺さりました。
その悲しみの果てに、生かされていることの感謝がやってくることを、祈らずにはおられません。
とは、いうものの、私もまだ、二七日がすぎたばかり。
母があの世にもいっておらず、
自分にもその実感があらず。
不思議な日々が続いています。
今日は、クリスマス。
そしてもうすぐお正月。
周りがふつうに動いていくことも、不思議な感じです。
12月11日17時43分
母が永眠しました。
多くの方に励ましのコメントやメールをいただき、
本当にありがとうございました。
まだ実感はまったくありません。
なにか不思議な感じがずっと私を包んでいます。
先に宣伝。
またまた私関係の本が出ました。
右の「児童文学研究、そして、その先へ」久山社 です。何人もの児童文学の先端の人が書いています。
私は、国語教育と児童文学との不幸な関係について書いています。
2002年のシンポジウムの記録でもあり、それを超えたものでもあります。
読んでみてください。
さて。
本日、我が家にお仏壇がきました。
いろいろありまして、妻と話をして、10月頃買うことを決め、本日納入されたのです。
2回下見をし、自分たちにとって一番いいものを選びました。
もっと近寄ります。
ご本尊は、白檀で作られた阿弥陀如来。
我が家は、浄土真宗で、この地域にも多い宗派です。
浄土真宗では、仏壇は先祖の供養のためにあるのではない、といいます。
仏壇は、浄土の象徴であり、自分たちが生かされていることを、浄土におられる阿弥陀仏をはじめとする
方々に感謝するためにある、というのです。
だから、位牌もおきません。
自分の家の仏壇は、自分の家の関係者や先祖を祀るものではなく、全ての人に開かれたもの、というのです。
お供えも、先祖に食べてもらうという意識ではなく、阿弥陀仏をはじめとする全ての方々、そして大自然に感謝していただくために行う、といいます。
私、恥ずかしながらこの年になるまで、浄土真宗の上のような教えを、全く知りませんでした。
そして、衝撃を受けました。
すごい、思想ですね。
これを最初に唱えた親鸞や、教えを広めた蓮如は、革命的な思想家であると思います。
だってあの時代にこのような考えを唱えたのでしょう。
そして、他力本願、という考えも。
だって他力本願には、「修行」という発想から抜け出ているのですから。
今でも、「修行」「先祖の供養」といった言葉が、仏教にはつきまとっていますものね。
というわけで、これから私は、浄土と、毎日、交信することにします!!!
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