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2007年9月

9月も終わり そして秋風・・・・

9月も終わり。

なのにまだまだ暑い。ほんとに。

先週から今週にかけて、いろいろな学校に行き、授業を見たり話をさせていただいたりしました。
そうそう、今日は近くの中高(一貫校ね)で話をさせていただいたりしました。とても楽しかったですよ。

昨日は新潟の小学校に行きました。地域の国語科研究会に参加してきました。
そこで見た授業。
6年生の物語の授業なのですが、こんな板書がありました。
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わかりますかねえ、黒板の右には教材文。左は二重同心楕円。真ん中に「父の夢」。
今日の授業は、物語のなかにある「父の夢」というのがなんだったのかを考え、その根拠と共にポストイットで黒板にあったような二重楕円の中に貼っていく、という授業です。

だんどりは、
・本文の該当箇所音読
・「父の夢」を自分で考え、その根拠も考えて、それぞれを色違いのポストイットに書く
・書いたポストイットを班ごとにある台紙に貼り付ける(円の中が夢、外が根拠)
・班ごとに発表する 交流して他の班の見て、修正
・各人がまとめとしての「新聞づくり

こんな感じで、大変活動的でかつよくみんなが考える授業でした。

と、気分良く新潟から帰ってくると、人間ドックの結果が来ていました。

結果は、悪く・・・・
これ。
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つまりね、コレステロールと中性脂肪が高い。あと、γ-GPTも。
これはいかん・・・・・・

まあ、ずっと高かったんですねえ。
人間ドックが終わるといつも気をつけるのですが・・・
また元の木阿弥。

ううむ、なんとかしなくては・・・

国際的話題二つ

台湾から帰ってきて一週間。
お仕事ずくめの一週間。
いろいろありましたが、今日は国際的な話題を二つ。

一つは、この前の台湾行きでお世話になった方のブログ。
これ
日本語も混じっているけど、大体繁体漢字で書かれた中国語だよ。
日本人にはわかるようでわからない。
それがおもしろい。
感性がおもしろいんだよねえ、この人は、
まあたのしんでみてちょうだい、台湾の若い感性を。
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もう一つは、写真。
私の長男が夏休みでアメリカから帰ってきて、すぐカンボジアに行きました。
彼が1年間いたところ。
そこでいい写真を何枚も撮っていました。
彼から写真を分けてもらいました。


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みんないい顔。
彼はクメール語ができるそうで(自分の子どもながらすごいねえ)写真を撮るときにクメール語で呼びかけるんだそうです。だから、いい顔なんだな。

そういえば、台湾の彼女も4カ国語を普通に操ります。言葉は、大きい。

若い人をいい方向に伸ばすためにだけ、年配者はいるべきなんだな、と思います。

>KAWAGUTIさん
お世話になりました。台湾と日本のこと、じっくり考えます。近いように見えるときほど、その差異は大きいと思うので。

>yukkiさん
台湾、私はかなりはまっています。でも、台中の町を歩いていると、トロントを歩いている錯覚に陥ります。
つながっているような。

>M120さん
この件、あとで考えます。

台湾五日目−台湾高鉄−

いよいよ本日帰日です。

朝7時10分にホテルで待ち合わせして、台中駅へ。
台湾高速鉄道に乗るのです。
私がどうしても乗りたいと思っていたら、余さんが切符を取ってくれていました。
駅の前の、余さん。

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高速鉄道駅の構内は、ものすごく広く大きい。

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まるで、上野駅に佇む家出少女のような、余さん。


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改札を経て、いよいよプラットホームへ(中国語で月台というらしい。なんかいいねえ)


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台湾高速鉄道の改札は入れた切符を取ってからでないと開かないようになっています。

これが、700T。

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ね、新幹線みたいでしょ。

で、中。

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これまた新幹線にそっくり。

余さんと乗っていると、なんか大阪かどこかにいくみたいな気分になりました。
途中車内販売で、700Tグッズと買いました。売り子さんの写真を撮ろうと思ったのですが、
「仕事中ですから」と断られました。この方、英語めちゃうま、でした。

台北に着き、故宮博物院へ。
台北観光の定番中の定番で、まあ行っておこうかなというつもりで行きました。

まあなんとも不思議な気分。
そうそう、カナダのオンタリオ博物館で感じた気持ちと同じ。
オンタリオ博物館で展示してあったのは、ヨーロッパの文物で、カナダ独自のものは先住民族のコーナーにあるだけ。
故宮博物院では、先住民族のものすらない。

やっぱり台湾って何?カナダって何?と、考えさせられました。

展示物はたぶんすごいんでしょうがねえ・・・

さて、昼ご飯は、水餃子。やすくてこれもうまい。


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そんなこんなで、台湾四泊五日が終わったのであります・・・・

今回も、いっぱい考え感じさせられましたが、なにより、

おいしかった!!!!!!!!

次は、高雄だ!!!!!!

台湾四日目−飲茶と足裏マッサージ−

はい、もう日本に帰っております。
時間がなかったので、今頃(9日)になって台湾の報告をまとめております。

9月6日(木)
台湾四日目。
台中教育大学での講演も終わり、今日一日は台中を楽しみます。
まずは、余さんとその後輩の郭さんともに、飲茶へ。
台湾で食べる、香港飲茶はとてもおいしいと聞いていたので私が希望しました。
行ったところはデパートの上のお店。
大大茶楼。
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ここの飲茶、めちゃくちゃおいしかった。
なんかわからんものを次々注文してくれて私はただただぱくぱく食べていたのですが、
ほんとうにおいしい。
今思い出してもおなかが鳴る。
たとえば、これ。ピータン豆腐。
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二個のピータンのまんなかに豆腐。上から醤油味のソースがかかっています。
ピータンは、おはしで割ると薫製のかすかなにおいと共にとろりとした黄身が流れます。
ピータンと豆腐を一緒に食べると、濃い黄身の味とあっさりした豆腐の味に、醤油ソースがからんで
絶妙でした。

ただし、おいしくないものもあり。
これ。タケノコにマヨネーズがかかっています。
しかも、そのマヨネーズが、甘い!
甘いマヨネーズは、勘弁でした。
ただ、その向こうのチャーハンは、今まで食べたチャーハンの中で一番おいしかった。
XO醤のチャーハン。
でも悲しいかな、おなかがいっぱいであまり食べられなかった・・・

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おいしそうに食べる、台湾美女二人であります。

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さて、大満腹の後は、はらごなしに本屋さんへ。
台湾では一二を争う大きな本屋さん。
そしてそこでびっくりしたのは。床に座り込んで本を読む人たちの姿でした。
これ。

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びっくりしましたが、いやな感じはしませんでした。むしろ、本に対する台湾人の思いの強さを感じました。

これは、子ども向けのコーナーにあったもの。
見るとわかるように。子ども向けでも、中国古典の話が多く、また物語(故事というやつ)にもなんとか道徳性(道理)を見つけようとする意思が見られます。

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本屋さんをじっくり探検して(台湾問題というコーナーもあり、日本語で書かれた本もいくつかありました。あと芸術関係と思想関係がすごく充実していました)いよいよ足裏マッサージへ。
この人は、このデパートのエレベーターガール。日本式だ、と余さんは言っていました。
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呉神父マッサージ店で、いよいよマッサージ。
まずは、たらいの中のお湯(香草入り)に足をつけ、頭と肩をもんでもらう。

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実はこれが一番痛かった〜〜〜〜〜

そして今度は別のところで足をもんでもらう。

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マッサージのお母さんは、力一杯やる。日本語は通じない(でも別の人は日本語ぺらぺらで助かったけど)ので
痛い、とはっきりいわないと力を緩めてくれない。

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なんか、体中が痛くなった感じで、マッサージは終わりました。
私、かなり、体、やばいかも・・・・

最後は、牛肉麺。
地元の人しかいかないところへ郭さんに案内してもらいました。


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食べた牛肉麺。


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おいしかった。

こんな感じで、四日目が過ぎました。
ゆっくりした一日でした・・・・・。
(あ、余さんのゼミは途中でやりましたよ)

明日は、もう帰日です・・

台湾三日目−総合への道−

いよいよ今日は台中教育大学での公演日。あ、ちがった、講演日。でも気持ちは、公演。なにしろ外国で初めて講演するし、なんとはずかしながらはじめてプレゼンテーションソフトを使うし、通訳の余さんも初めての経験だし、ほんとどきどきです。

8時半にホテルにお出迎え。
大学では、分刻みのスケジュールを私たちのために用意して下さっていました。
というのは、私が「台湾の教員養成ことを知りたい」と前もって言っていたからです。
ではそのスケジュールを。
9時から10時 言語教育学科の主任へのインタビュー
10時から11時 教育学部長へのインタビュー
11時から12時 大学全体の教務関係の教員へのインタビュー
12時から13時50分 休憩と昼食
13時50分 入り
14時から16時30分 講演(質疑含む)

ね、すごいでしょ?
終わったらふらふらでした。

台中教育大学の建物は、こんな感じ。

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なんかやっぱり、昔の日本風。のアレンジ。の台湾風味。という感じ。
このあたり、なにかある。

午前中の、台中教育大学の先生方の話は、とてもとても興味深かったです。
とくに学部長の「危機感」はとんでもなくすごかった。
「大学の教員はいままであまりになんの研究もしていなかった。うちの先生もそうだ。だからおしりに火がついた。
ようやく研究しようと言う機運が生まれたが、多分、これから何年かのうちに、首を切られる先生がいるだろう」
なんてことを、日本でお話しされます。(先生は大阪大学に留学されていました)。
優しいお人柄の中に、芯の強さを見ました。(だれかと似ています)。

後の先生方の話は、教員養成やその他の部分の、大学機構改革についてです。
おどろいたのは、少子化で教員養成の部分を減らすのですが、「教育大学」の名前のままで
たとえば文学研究のようなことをする課程を増やすのです。
就職は「教育大学」の名前があるから大丈夫と思っているようなんですが・・・
日本の「ゼロ免課程」の末路を思い出します。ご存じなのでしょうか。

お昼ご飯は近くの食堂に行きました。
ここでごちそうになったのは、「豚肉定食」。
これが、ほんとにおいしかった。力がわきました。

打ち合わせも終わり、ホールに入ります。
入ってきたお客と緊張する余さん。

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講演は、日本の教育改革と総合的な学習のことです。
日本ではよく知られていることを短くまとめて報告し、今後の見通しを語りました。
レジュメを載せておきます。まあ、情報の紹介です。
「nambataiwan.ppt」をダウンロード

しかし、強調したかったのは、日本がたとえ総合的な学習の時間を減らしても、なくすことはないだろうということです。それだけ、この時間は日本の、特に小学校にとってとてもとても大きなものになっているからです。

そのあとの質疑は、たいへんおもしろいものでした。

聞いて下さっていた陳先生が、一言「台湾では総合学習が根付くのは難しいね。みんな頭堅いね。」と言っていました。確かに質問の中身が、評価のことや授業の内容のことが多く、まあどうしていいかわからないという感じでした。
ただ、一人幼稚園の先生をされて今は院生の方が、以下に児童中心の考えが大切か総合学習が大事かというお話をしていただいたのがうれしかったです。

台湾の、いろいろな教育の問題、が見えた一日でした。

ただ、へろへろになってホテルに帰り着き、そのままテレビをぼうっとみて、寝てしまいました・・・・・

台湾二日目−東大附小−

台湾二日目です。
書いているのは四日目の夜です。
とにかくいろいろあって、忙しく、こうなっております。

では、二日目のようすを。
台中にいることを思い出して下さいね。

まずはホテルの朝食バイキング。
全国大飯店の朝食バイキングはすばらしい。大満足です。
これは、オートメーションのトースター。パンが移動しながら焼かれます。
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朝食後は時間があったので散歩へ。ホテル近くの、興農宮という神社へ。
台湾らしい神社です。

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派手な感じがいいですね。

散歩の後は、留学生の余さんの大学時代の恩師、陳先生とフランス料理のランチです。
行ったのは、ブルターニュというフレンチレストラン。

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陳先生。静宜大学の先生です。児童文学と日本語を教えておられます。日本の大阪教育大学に留学されていました。優しい心と芯の強さをお持ちの方です。

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陳先生は、米雅というペンネームで絵本も書いておられます。サイン入りのご本を2冊もいただきました。

師弟3人で写しました。


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3人で、児童文学研究や教育研究をやっている人たちの頭の堅いことを言い合いました。
でも・・台湾の方がもっと深刻かもしれません。
児童文学や教育をやっている人たちは、中国に目が向いているようです。
そのことの意味すること、また、それらに反対していくことがどんなに政治的な動きになるか、ということです。
児童中心とは、そのまま台湾人(文化)中心ということであり、そのこと自体を訴えることの、政治的な勇気の必要性、ということです。
日本はまだまだお気楽だと思います。でも、そうではない時代がもう来るでしょう。

沈潜性に連れられて、東海大学に行きました。
台中の東海大学は、有名な私立大学だそうで、広いし、キャンパスの中におもしろい教会がある、ということで行ったのです。

その教会の前の、師弟。
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教会の内部。カトリックらしい、新しくて荘厳な感じ。
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キャンパスの中の建物は、古い日本風と台湾風の融合という感じ。
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大学事務の建物の裏には、赤色に統一されたそうじ道具。この大学では学生が掃除するそうです。
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さて歩いていると、なんと知った名前のお部屋が。
日本人の名前。しかも、ブログで拝見したことのあるお名前。
そう、川口先生のお部屋を偶然見付けたのです。
ほんとうに偶然でした。しかも、お部屋にいらっしゃった。そこであつかもしくも、3人でおじゃましました。
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なんとブログに掲載されている、ご本までいただきました!!
陳先生のお話と川口先生のお話。かなり近いのに、どこかで離れていく。
そこのところを考えてみたいです。

車でキャンパスをめぐっていますと(牧場とかね、そうそう東海大学謹製のアイスクリームを食べました)附属小学校に出くわしました。


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東海大学附属小学校。略して、東大附小。

これまたずうずうしくも、中に入ってみますと、なんと校長先生が見学の許可を出してくださったのです。
しかも、陳先生もこの学校に読み聞かせに来たことを思い出して下さったので、ますます見学がしやすくなりました。

この学校の制服。
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夜の勉強の前のようす。
この学校では、授業が終わった後、共働きの親が迎えに来るまで、おやつを学校が用意して、先生がついて
宿題をする時間を確保していました。
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恵まれていますが、なにしろ公立学校の授業料の23倍なもので・・・

教室の様子。みんなもう帰っています。
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なんと偶然なことに、さきほどの川口先生のお子さんもこの学校に通っているのです。

図書館にも絵本が多く、また音楽室はホールのようになっていました。
恵まれている学校です。
そしてこういう学校ほど、読み聞かせ(台湾では「説故事」といいます)をさかんにやっているのです。
公立学校はさほど、ということでした。

いろいろあった二日目の最後は、余さんの後輩と、再び夜市へ。
昨日とは違う夜市へ行きました。

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台湾では、なのか、台中では、なのかわかりませんが、大学のそばに必ずといっていいほど夜市があるそうです。
そう、毎日がお祭りなんですねえ。

ここで、3人でプリクラを撮りました。

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プリクラの機械は、日本製。台湾人は若い頃からこんなふうに日本語と出会うようです。
もちろんアナウンスも日本語です。

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3人で撮ったプリクラ。
余さんの後輩は、客家人と台湾人とのハーフだそうです。
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こんなふうに二日目は過ぎました。かなり盛りだくさん。
そして、すごい偶然の出会いが続きました。
明日はいよいよ講演です。
緊張します・・・・(でも、書いているのは翌日だけどね)

台湾一日目−台中夜市−

台湾に来ています。

台湾時間午前11時過ぎ(日本時間12時過ぎ)に台北空港に着きました。
実家に帰っていた余さんが迎えに来てくれました。
すぐに、台中行きのバスに乗ります。

そう、今回の台湾では、台中からほとんど動くことないのです。

空港から台中行きのバスはとても豪華。
2階建てで革張りの大きなソファーみたいな座席。
そこに、余さん。
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なかなかきまっております。

さて2時間で、台中へ。
すぐにホテルに入りました。

泊まるホテルは、全国大飯店

古いホテルではありますが、なかなか豪華です。
中はこんな感じ。すでに住んでいるような感じ。


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部屋で少しゆっくりして、余さんと講演の打ち合わせ。
なにしろ明後日ははじめて台湾で講演するのでお互い緊張気味。

打ち合わせが終わって、また少し休んでから、いよいよ台中夜市へ。
ここの夜市はなかなかすごいと、余さんに聞いており、行くことにしたのであります。

いやあ、聞きしにまさるとはこのこと。
おどろくほどの、人。特に若者。
その中の余さん。

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これは天ぷら。というか、台湾風ケンタッキーチキン。お店にあるものを揚げてくれる。こここのチキンは衣がかりかりしてピリ辛で、うまい。

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これは台湾風のおでん。いろいろな具材(厚揚げとか肉とかよくわからない練り物とか)をかごにいれそれを店の人に渡すと小さく切って上から調味料をかけてくれて袋に入れて渡してくれます。

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しかしそれにしてもすごい人。
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これも台湾らしい風景。
こんな夜市のそばに、塾。(補習班というのが塾)
この塾は、台北大学医学部に入った人がいるらしい。

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そして、やはり台湾らしいところ。
この夜市のそばに、参考書だけの本屋さんがありました。
そこで、台湾大学統一試験国語科の入試問題集を買いました。

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なぜか「の」だけが日本字なのがおもしろいですが、あちこちでこの「の」は見ました。
多分「之」の代わりなのかなと思いました。

この問題集の中身、すごいです。
これについては明日報告します。

そんなこんなで、第一日台湾の夜が過ぎていきました・・・・

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