台湾二日目です。
書いているのは四日目の夜です。
とにかくいろいろあって、忙しく、こうなっております。
では、二日目のようすを。
台中にいることを思い出して下さいね。
まずはホテルの朝食バイキング。
全国大飯店の朝食バイキングはすばらしい。大満足です。
これは、オートメーションのトースター。パンが移動しながら焼かれます。

朝食後は時間があったので散歩へ。ホテル近くの、興農宮という神社へ。
台湾らしい神社です。


派手な感じがいいですね。
散歩の後は、留学生の余さんの大学時代の恩師、陳先生とフランス料理のランチです。
行ったのは、ブルターニュというフレンチレストラン。

陳先生。静宜大学の先生です。児童文学と日本語を教えておられます。日本の大阪教育大学に留学されていました。優しい心と芯の強さをお持ちの方です。

陳先生は、米雅というペンネームで絵本も書いておられます。サイン入りのご本を2冊もいただきました。
師弟3人で写しました。

3人で、児童文学研究や教育研究をやっている人たちの頭の堅いことを言い合いました。
でも・・台湾の方がもっと深刻かもしれません。
児童文学や教育をやっている人たちは、中国に目が向いているようです。
そのことの意味すること、また、それらに反対していくことがどんなに政治的な動きになるか、ということです。
児童中心とは、そのまま台湾人(文化)中心ということであり、そのこと自体を訴えることの、政治的な勇気の必要性、ということです。
日本はまだまだお気楽だと思います。でも、そうではない時代がもう来るでしょう。
沈潜性に連れられて、東海大学に行きました。
台中の東海大学は、有名な私立大学だそうで、広いし、キャンパスの中におもしろい教会がある、ということで行ったのです。
その教会の前の、師弟。

教会の内部。カトリックらしい、新しくて荘厳な感じ。

キャンパスの中の建物は、古い日本風と台湾風の融合という感じ。

大学事務の建物の裏には、赤色に統一されたそうじ道具。この大学では学生が掃除するそうです。

さて歩いていると、なんと知った名前のお部屋が。
日本人の名前。しかも、ブログで拝見したことのあるお名前。
そう、川口先生のお部屋を偶然見付けたのです。
ほんとうに偶然でした。しかも、お部屋にいらっしゃった。そこであつかもしくも、3人でおじゃましました。

なんとブログに掲載されている、ご本までいただきました!!
陳先生のお話と川口先生のお話。かなり近いのに、どこかで離れていく。
そこのところを考えてみたいです。
車でキャンパスをめぐっていますと(牧場とかね、そうそう東海大学謹製のアイスクリームを食べました)附属小学校に出くわしました。

東海大学附属小学校。略して、東大附小。
これまたずうずうしくも、中に入ってみますと、なんと校長先生が見学の許可を出してくださったのです。
しかも、陳先生もこの学校に読み聞かせに来たことを思い出して下さったので、ますます見学がしやすくなりました。
この学校の制服。

夜の勉強の前のようす。
この学校では、授業が終わった後、共働きの親が迎えに来るまで、おやつを学校が用意して、先生がついて
宿題をする時間を確保していました。

恵まれていますが、なにしろ公立学校の授業料の23倍なもので・・・
教室の様子。みんなもう帰っています。

なんと偶然なことに、さきほどの川口先生のお子さんもこの学校に通っているのです。
図書館にも絵本が多く、また音楽室はホールのようになっていました。
恵まれている学校です。
そしてこういう学校ほど、読み聞かせ(台湾では「説故事」といいます)をさかんにやっているのです。
公立学校はさほど、ということでした。
いろいろあった二日目の最後は、余さんの後輩と、再び夜市へ。
昨日とは違う夜市へ行きました。

台湾では、なのか、台中では、なのかわかりませんが、大学のそばに必ずといっていいほど夜市があるそうです。
そう、毎日がお祭りなんですねえ。
ここで、3人でプリクラを撮りました。

プリクラの機械は、日本製。台湾人は若い頃からこんなふうに日本語と出会うようです。
もちろんアナウンスも日本語です。

3人で撮ったプリクラ。
余さんの後輩は、客家人と台湾人とのハーフだそうです。

こんなふうに二日目は過ぎました。かなり盛りだくさん。
そして、すごい偶然の出会いが続きました。
明日はいよいよ講演です。
緊張します・・・・(でも、書いているのは翌日だけどね)
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