第3回国語教育研究会のようす
第3回国語教育研究会のようすを、難波・国語教育ネットワークに載せました。
こちらです。
見てくださいね。
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第3回国語教育研究会のようすを、難波・国語教育ネットワークに載せました。
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今日買ったもの
一つは、買ったというか機種変更した、携帯。
2004年8月の「劇的な人生」にはこう書いてあります。
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そんなかで、携帯がおしゃかになりました。
上の携帯です。
4年以上使っていました。私が広島に来たときからの相棒です。
液晶が真っ暗。
なんか、目の前も真っ暗になりました。
さらに、(ここでは直接は書けませんが)自分の自信を根底から揺るがすような
ことがあり、またまたやばいことになりかけていました。
これは、簡単に言えば、自分がやっていることと周囲の受け取り方のミスマッチということ
であり、「私はここにいてはいけないのではないか」という気分にさせたものでした。
「ここ」が「そんなところ」とはわかっていながら、「ここ」に来たのは自分で、だから
仕方がないのですが、なかなか受け入れられないものです。
最近、ようやくこの事実を受け入れられるようになってきました。
でも、「憂鬱」な気分が当分続きそうであり、そのことの予感がますます「憂鬱」に
させそうで、「憂鬱」です(笑)。
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それから、3年。その新しい相棒ともお別れ。
当時と今とは、私の状況もかなり違う。
それが、うれしい。
今は、鬱でもなんでもありません。
自然体で、自然態で、動けています。
新しい機種は、ここ。
そんななか、なんと、私の家では、お仏壇を買うことになりました。
何度も何度も仏壇屋さんに通い、決めました。
ほんとにいいものは、いい。
気に入っています。
ただし、まだ、家には来ていません。
おそらく、届くのは年明けになるでしょう。
毎朝、毎晩、お参りしようと思っています。
前の携帯で映したお仏壇を今の携帯で映したもの。
私の家は、浄土真宗西本願寺派。
あの、悪人正機説(善人なおもて・・・というやつ)の宗派です。
お仏壇を買うにあたって、真宗を勉強したのですが、いやこの宗派は、ほんとうに革命的なことを
しております。
なにしろ、「死んだらみんな浄土に行くのは当たり前。そのようなご慈悲をかけてくださる仏様が尊い」という「他力本願」の教えです。
これは、革命的に「強い」心の宗派だと思います。
当分、真宗と他力本願について考えていきたいです。
>元 広大製さま
いよいよ新学期ですなあ。どうですか、いやかな。私はいやだったな。今もちょっといやかな。大学は10月からだからまだいいけどねえ。
ということなんですが、「あざなう」って一体何?
よりあわせるということらしいけど、このことわざ以外使わないよねえ。
ということで、高校野球です。
今日の午前は偶然にも私は、広島県の私立学校の研修会でお話をしておりました。
終わったのは12時。
ごはんを食べて、次の仕事に移動中、時刻を見ると13時。
タクシーの運転手さんがラジオを入れる。
始まりました。
電車に乗って、広島駅で一仕事して、再び電車に。
時刻を見ると14時40分ぐらい。
携帯で試合の模様を確認。
8回表 広陵4−佐賀北0
あ、勝ったね。
携帯を閉じる。
電車に乗る。
携帯をかちゃかちゃいじるけど、メールをやったり。ゲームをやったり。
そういえば、広陵の先生方は今日は研修会にはおられなかったんだろうな。
みんな甲子園に行って、大騒ぎだろうな。
何十年か前、私が報徳学園に勤めているとき、優勝した、そんなことを思い出す。
だけどそのときは教員になったばかりで、「自分の学校」とあまり思えなかったな。
辞めてからの方が、そんな思いが募るのはなぜだろう。
今年はせっかく出たのに、一回戦で負けた。
きっと、なんとも言えない気持ちが報徳ナインやベンチ、学校全体を包んでいるだろうな。
大学に戻ってちょっと仕事。
大学院生と会ったので、自宅まで送ってもらうことにした。
将来のことや、研究のこと。
あ、そうそう、広陵優勝したんだよね。
負けましたよ。
え?え?
5対4で。
ちょっとちょっと、8回表まで4ゼロで・・・・
8回裏で逆転しました。
ああ。嘘ついているでしょ、君は、
嘘なんかついていないですよ、先生。
いやいやきみは、ユーモア研究やっているから、きっと・・・
嘘ついてないです!!
・・・・・・・・・・・・・・・
押し出しと満塁ホームランです。
私は、鳥肌が立ちました。
見ていないこの私に、です。
自宅に帰って、テレビをつける。
広陵は負けていました。
監督が、ある一球について、くやしそうに語っていました。
ああ、めずらしいなあ。きっと本当に悔しいんだろうな。
高野連は、この監督をきっと注意するんだろうな。
でも、監督は発言を取り消さないだろうな。
だって、監督が言うことで、生徒は言わなくなることをわかっているから。
禍福はあざなえる縄のごとし。
あざなっているのは、誰。
ただいま8月19日の昼、自宅に帰っております。
今年の8月は遠出はあまりなく広島県内を回ることが多かったのです。
こんかいの旅は唯一の8月仕事旅でした。
でも、とてもとても、大きな収穫がありました。
8月16日
東京都多摩市で、先生方を相手にワークショップをしました。
今年の2月に、多摩市東愛宕小学校で講演させて頂いたのですが、それが縁で
また呼んで頂きました。
とはいえ、これは東京都元校長先生だった中村進先生のお力添えのおかげです。
中村先生とは学校図書の国語教科書編修でご一緒させて頂きました。
私がいつも生意気なことを言い、現場を背負って発言される中村先生とよく論争したものです。
先生が校長を退職され、教科書編修の仕事も後進に譲られてからお会いすることはなくなりました。
それが3年ほど前、私を八王子の、中村先生が指導されている学校にお呼びになったのです。
びっくりしました。
「きっと嫌われているだろうな」と思っていたものですから。
先生は、「少しは骨のあるやつ」と思われたのでしょうか。
私は、中村先生が校長を辞められた後、厳しい状況にある学校にいくつも入り、授業づくりから教師の個人相談までなさっている姿をなんども見てきました。
退職された後にですよ。
ほとんどお金にもならないことをされている。
長年にわたって実践され積み上げて完成された「百マス計算」を、
あたかも自分の手柄かのようにして、次々と学校を変わりマスコミの弔辞、あ違った寵児となり
今では政府中枢の、(でもなんだかよくわからないふわふわした)審議会の委員になっている誰かとは
大違い。
私は中村先生からのオファーは原則的に断らないでいようと思っています。
今回のオファーは、「コミュニケーションについて」
なんだかよくわからなかったのですが(笑)、中村先生から「先生方に元気をつけてほしい」
というお話だったので、体を使ったコミュニケーションワークをしようと思いました。
幸い私は演劇をやっていたし、教え子で演劇を研究している学生もおり、かつカナダなどでいろいろなワークを見たり経験したので、コミュニケーションのワークの貯金は貯まってきました。
ソーシャルスキルトレーニングとはことなる、もっと、「感覚」と「言葉」と「身体」をつないだ、楽しいワークをやろうと考えています。
先日鳥取で行った研修でもコミュニケーションのワークっをやらせていただきました。結構好評だったと自画自賛しておりますが、なんと
その模様をDVDにして送って頂きました。
これ。
ほしい人は難波までメール下さい。ほしいかな?(笑)。
さて、多摩市のコミュニケーションのワークでは、以下のようなものをやりました。
・アクティブリスニングレッスン
・あ星人
・空気ボール投げ
などなどです。まだまだあるのですが、中身を知りたい、やってほしい人は難波までメール下さい。
(しつこいか)
多摩市の先生はとても共感的な方が多く、2時間があっという間に過ぎてしまいました。
ほんとうに楽しかったです!
多摩での仕事が終わり、伊豆へ移動。
聖蹟桜ヶ丘から伊豆長岡まで移動しました。
伊豆では、
毎年恒例の、児童の言語生態研究会の、夏の合宿。
翌日は伊豆の小学校で、提案授業です。
今回は、児言態にしてはわかりやすい(笑)。
「うたをよむ」というテーマ。
具体的には俳句をよむのですが、
ここでのポイントは、「うた」と「よむ」。
普通なら「俳句を作る」というところを、
「うたをよむ」というところが児言態らしい。
和歌も俳句も、歌謡曲も「うた」。
そして「作る」のではなく、こころのえを「よむ」。
別の言葉では、「ゆめをみる」とも児言態では言うのです。
「ゆめをみる」
俳句を作るときに、こんなことを子どもたちにいう授業なんてほかにはないでしょう。
これが、児言態の魅力です。
向こうの世界を見るための、いや、思い出すための、装置としての「うた」、俳句。
思った通り、翌日の授業は、とてもおもしろいものになりました。
夏真っ盛りの、俳句をよむ。
最初は夏にぴったりのことばを二つ選んで俳句をよむ。
次は地元にちなんで「富士山」を入れてよむ。
最後は「雲の峰」という語を入れてよむ。
この最後の俳句がもりあがりました。
「雲の峰」という語は(入道雲のことよ)子どものイメージを喚起するようです。
すばらしい句が、いっぱいできました。
これは大学の授業でやってみようと思いました。
授業が終わり、伊豆長岡から今度は新大阪へ。
新大阪では、大阪の小学校の先生と10月に行う校内研修会の打ち合わせ。
そこでも、人と人とのつながりを感じる出会いがありました。
まずメインの先生。メールをいただいた先生は、私がはじめて大学の教員になったときの教え子。
といっても非常勤だったのですが、そのときの教え子さんが私のことを覚えていてくれて
私を呼んでくれることになったのです(本のおかげでもあります。右の本ね)
あと二人若い先生が来られていたのですが、そのうちの女の先生は、なんと私が最初に教員となった報徳学園(甲子園では残念でした・・)でお世話になった先生の、娘さんでした!!!
なんという偶然でしょう。運命を感じました。
若い3人の先生と、国語科の授業についていろいろ話しました。
10月は、気合いをいれてその学校に行きます。待っていなさい!!!
さて、夜。
多分、この旅の、最大のイベント。
それは、観劇。
少年王者舘という名古屋の劇団の芝居をみるのです。
みる芝居は、シフォン。
この芝居には、まりちゃんが出るのです。
まりちゃん。黒宮万理。
名古屋で一緒に芝居をした仲間です。
もう5年以上会っていませんでした。
私が広島に来たからではありません。
最後にいっしょにやった芝居の終わり方が、とてもとても、つらいものだったからです。
会わなくなった後、彼女は少年王者舘で、そして他の舞台で、経験を積んできました。
私はときどき検索しては、ああやっているんだ、と見ていました。
でも、行けなかった。気づいたときは終わっていたということもありますが、なんか行けなかった。
今回の旅にぴったりと合った公演日を見て、思い切ったのです。
芝居の受付で、もらったマッチ。
マッチの裏。
なんとなくイメージがわかるでしょ。
芝居は、少年王者舘らしい、イメージのおもちゃ箱。というか、がらくた箱(いい意味でね)。
筋は全くわからないのですが、舞台と、その上から映された映像の融合したもの。
その、とてもイメージフルな舞台で、まりちゃんは「ふつうの芝居」を見事に演じていました。
いい演技でした。なんか、影と夢がある演技。
終わって、一緒に見に行ったなっちゃん(前にこのブログでも書いた人。なっちゃんも名古屋でいっしょに芝居をした仲間)と、まりちゃんの出待ち。
時間があったようで、それから3人で金龍ラーメンを食べました。
なっちゃんが電車の都合で帰った後、まりちゃんとは1時過ぎまで話しました。
話しても話しても、尽きない、話でした。
まりちゃんとなっちゃん二態。
まりちゃんは小劇場系で(でも東京の文学座の俳優さんと共演もしているから、そのうちみなさんの目にもっともっとふれるようになるかもしれません)、なっちゃんは地域の新劇劇団で(なっちゃんも最近は関西の舞台にどんどん出ている)
がんばっています。
ああ、わしは、わしは、わしは・・・・・・・・
わしはわしで、がんばる。
二人とも、体に気を付けて、あと、男に気を付けて、がんばってほしい!!!
新大阪で泊まり、翌日は再び東京で、教科書の仕事。
ちょっと気の抜けた(そんなことはないけど、ちょっとそんな感じ)しごとになっちゃいました。
田中さん、ごめんなさい。
そんな感じで、旅は終わったのです。
出会い直しの、旅でした。
世間は、お盆ということでお休みモードです。
確かにこの何日間は家にいたのですが、8月後半に行う仕事の準備と、9月の始めに行く台湾行きの準備
さらに、家の仕事などで、まったく休みなく8月は過ごしておりました。
あ、そうそう、9月の始めに、台湾に行きます。
まあ自分の研究のための仕事なのですが、なんと、台中教育大学というところで講演をすることになったのです。
なんかしらんが、びっくり!!
詳しくは、これ(ただし中国語、台湾漢字だけどね)
話を聞きに行くだけと思ったらこんなことになったのです。
まあ、留学生の余さんが通訳してくれるので安心ですが・・・
しかも生まれて初めてパワーポイントを使って講演します(なんと初めてが外国!)
そのもようは、台湾からまたお送りします。
さて、ひさしぶりの本当の休日。
とはいえ、午前はやり残した仕事をしていました。
昼ぐらいから広島市内へ。
私の楽しみは、ほんまに小さいこと。
・お好み焼きを食べる
・カバンを買う
ということ。
実は、わたしく、カバンフェチなのです。(前に書いたかな)
私の家には、数限りないカバンが、しかも、へんなやつが転がっています。
しかも、わりと飽きやすい。
ただ最近は買っていなくて(去年カナダに行くために買って以来)
むずむずしていたのだ!
今回欲しかったのは、男物の、赤い、カバン。
男物といえば、黒か茶か灰色、みたいなのはいやだと、ずっと思っていて。
私のような濃いめの人間は、赤が似合うのでは、と勝手に思っておりました。
ということで、いざ広島市内へ。
私のお気に入りの鞄屋さんは、広島駅前の福屋というデパート。
果たしてここにあるか・・・・
ありました。
エレベータをおりて、すぐ目の前に、これが。
すぐに買いました。
7350円。
私には、安い!!
明日からの出張で、これを持っていくんだあああ!
あそうそう、このカバンを買う前にはお好み焼きを食べております。
(最近は、福屋の地下のお好み焼き屋にはまっています)
さあ、これで全て用事が終わったんで、本屋によってマック本でも買って帰ろうかなと
思ったら・・・・
ハープの音ー
しかも、わりとキンキンした感じのハープの音ー
アルパです。アルパの生音が聞こえてきました。
中南米でならされる、ハープの小さいやつ。
福屋で無料のコンサートが開かれていたのです。
行ってみました。
なんと、若い女の子が弾いている。
今村夏海さんです。
(このHPの写真はあまり写りが良くないよ)
思わずコンサートに聴き入ってしまいました。
お父さん?とやっておりますが、どうも小さくしか写っていないので、ビラの写真で。
かっこいい。
惚れました。
まじでコンサート行こうと思っております。
(よめさん、誘おうかなああ)
というわけで、かなり充実した休日でした。
明日からは、
東京多摩市→伊豆長岡→大阪→東京五反田
という旅に出て参ります!
8月4日
この日は、多くの方に来て頂いて大学で研究会を開きました。私の恩師も講演に来て頂き感動もし、まだまだ勉強しなきゃと思いました。教育への熱い思いが、恩師から私、そして多くの方に受け継がれていけばと、思いました。
8月5日
その恩師の門下生たちが京都で集まって、本の編修会議。門下生というのは本当に心が許せるなあと思いました。しかし、これも師の力だと思います。そのあと、知人のお見舞いに行きました。生きることの大切さを考えました。
8月6日
今日は、母が入院する日(といっても一週間ぐらい。栄養を補給するためのもののようです)仕事は休みをとって出かける準備をしていました。テレビから、原爆慰霊の放送。 市長の火の出るような演説と、我が首相の話。 テレビは残酷です。 時間が来て出かける。ひさしぶりに母と長時間過ごす。あいかわらず、私と口げんかしながら。 年をとっても口が減らない人、といったら。看護師さんが笑っていました。
9日と6日
長崎出身の学生や院生から聞きました。長崎では、6日と9日に学校に行っていたと。私は、「あ」と思いました。
入市被爆
この4つの漢字でできた語句に広島に来てから出会って以来、私はこの言葉にずっとこだわっています。
入市被爆した人たちの苦しみ。その人たちがいたからこそ原爆の被害が伝わったという重み。でも・・・という入市被爆の人たちの思い。
私も2000年に広島に来たのです。
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