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2006年8月

todayもtodayとて

that japanese restaurant に went だったわけです。

Then, that girl は have gone だったのですが、another girl が worked だったのです。

today'girl は 癒し系(notいやらし系)で、our eating time に、「大丈夫ですか」を

連発しています。

A-boy は 「天丼とカツ丼とどちらがおいしい?」とthat girl に ask したら 「天丼」とanawerをもらい、dislike な かぼちゃを eatする羽目になっても、「あの子いいなあ」と 連発(英語?)。

ああ、疲れた。私の今の頭の感じです。英語がちょっとだけほんのちょっとだけ聞き取れてくると とても変な感じが頭にくるくるします。

でも、文法的なことはすっかり頭から消え去っています。

だってねえ、いわゆる疑問形は疑問の時よりも、お願いの時の方がよく使うし、疑問の時は、肯定文の語尾を上げた方が優しい感じがする、なんて、誰に教えてもらいました?

学校英語の文法って、いったい・・・と思うこと、しばしばです。

とにかく表情と語調とみぶりでどうにかなる・・・時もあるという感じですかねえ。

いや、それだけではやはりむずかしい。聞くのが難しいとほんとに思います。もっと聞けるようになりたいと心底思います。

Oさんが帰り、自分たちで教授たちと交渉したりすることが増えてきました。

むずかしい。

で、最近は、書いて相手にわたすことを心がけるようになりました。(まだそんなにはしてないですが)


明日も、大ボス教授と、翻訳のことでランチミーティングです。
こわああああああ。

でも、がんばりまする!!

で、最初に書いた、英語と日本語のちゃんぽん、いかが?
特に、ほれ、そこの、old chinese modfied by Japanese を研究している、あなた!!
いかがでござりまするか?

トロントお仕事再開中??

ということでございます。

再び、時差ぼけがかえってまいりまして(あれ?)
4時に寝て7時に起きる毎日でございます。昼間が眠い〜〜。

10月からはじまる怒濤の予定をこなすために、準備しておきたいことがいっぱいあるものの

日本からもってきた仕事もしたいし、ちょっとあそびにもいきたいし・・

せっかくカナダに来たのだからと、よくばってしまいそうです。

とはいうものの、毎日はあっというまに過ぎていきます。

今日は、お昼は図書館の食堂で食べました。

図書館の中に軽食を食べさせるところがあるのです。ここでは大学の授業が始まれば、すしも食べることができます。

今日本の大学の食堂で、すしをたべられるところがあるかしらねえ・・・

わたしが食べたのは、ミートパスタ。これが水っぽくて、超まずかったわけです。

落ち込んだまま午後の仕事をして、みんなで、夕食に。

いつも気になりながら、たぶんちがうだろうと思っていた、「こんにちは」という日本食レストラン。

この店名からしてあやしいよね。たぶん、韓国か中国の人がやっているのだろうと思ったけれど、

ふと見ると、明らかに日本人の女の子が働いている。

前にも書いたように、トロントでは日本人の女の子のかわいさは、抜群に見えます。みんなとてももてますよ。

まさしくそんなオーラが出ていたので、ふらふらと店内へ。

すると・・・

なんとここは、日本人だけで経営する、めったにない日本食レストラン(しかも手頃な値段)だったんですよ!!

私は、ざるそばやすきやきやうどんやすし定食や幕の内がならぶメニューから、カツ丼をチョイス。

あとの二人は、弁当をチョイス。

これがほんとに大当たり!! 

カツ丼は、日本円で750円で(このへんでは大変安い)カツが大盛り、しかもあげたて。

たんのうしまくりました。

しかも、さきほどの女の子が、いろいろ気を遣ってくれます。

一緒に行っていたA君は、いちどに恋に落ちてしまいました。

しかも・・・・・・

その女性、今日でこのお店を辞めるんだって!!!!!!!!


こんな偶然はあるでしょうか。これは運命だ!!

とけしかけて、A君に名刺を彼女に渡すようにそそのかし、かれはメルアドを書き加えて

わたしたのであります。

さあ、ふられたばかりのA君、ふたたびトロントでふられるか?

それとも・・・・

この結果は、明日をお楽しみ下さい。

さて。

こちらにきて、一度に視野が広がった私たちは、膨大な論文と研究蓄積の前に、呆然としています・・・

お久しぶりです

実は秘密の仕事があって、トロントを少し離れておりました。

みなさまおひさでございます。再び、トロント通信をお送りします。

そろそろ、ポッドキャストを作りたいのですが、宿は前に書いたように壁一枚で

まる聞こえですので声も出せず、かといって大学で録音するのもきがひけて、

まだやっておりません。明日は(日本時間今日の夜)にはチャレンジしようと思います。

さて、こちらトロントは、曇り空が続いています。

気温は、昼間は25度少し下回るぐらい、朝は15度ぐらいになります。

もう時期、昼間も20度前後になるみたいです。

今日はすこし蒸し暑かったですがそれでも日本よりははるかにまし。

いよいよ一番よい季節といわれる、トロントの秋がやってまいります。

明日から、研究にもどります。またもや、熱い戦いが始まります!


なお、E大学のN先生も、参戦してくださっています。少しずつ陣容が整いつつあります。


広大製さん、返信できずごめんなさいね。二次は終わってしまいましたね。首尾は上々でしょう!

いい知らせを待っています!!

日本の仕事がすすみましぇぇん

ということで、日本からどっさり持ってきた日本仕事をやっていますが・・・

すすみましぇぇぇん〜〜〜〜〜〜。

なんだろう、これ。

頭が働かないのです。

いっぱい時間があるだろうと思ってもってきた仕事。

実際今までは時間がなかったのでできなかったわけですが、これからできるはずの仕事。

なのに・・・

頭が別のことをしたがっているようです。

といっても英語を話したり聞いたりするのはまだ全然できません。

けれど、カナダのことを知りたい、もっと広く、世界のことを知りたい、という思いの方が先行してしまうのです。

たとえば、トロント大学の図書館のネットで見付けた、論文。

(あ、トロント大学の図書館については、一度特集をします。すごいです。OISEの図書館もすごいです。OISEの図書館には、フロアいっぱいに、小〜高校の教材がおかれている部屋があります。
そのフロアの大きさは、大きなデパートぐらいあるのです!)

イギリスの大学の先生で、英語教育(第一言語ね)の先生でもあるのですが、教員養成においてどんなことが学生の英語の授業力養成に効果的か、みたいな論文なんですね。

日本だとこの論文では、教師教育学会の論文になると思うのですが、ちゃんとliteracyの論文として位置づけられているのです。

読みたいですねえ。

しかも、ネット上で読めるのです。しかも、ダウンロードできるのです。

ああ、でも、そんなことしていたら・・・・・

という苦悶の時間が過ぎ、結局ベトナム料理屋で「フォー」を食べて、一日が終わる予感がしているのです・・・・


今書いているのは、実は「文学教材の授業」についてです。小学校との共著です。

今年後半から来年にかけて、いろんな本が出るので、暇だったら見て下さいね。

でも、出るかどうかは、このカナダ滞在にかかっているのです・・・・

mjさんが帰って

本日、私のアシスタントをしてくれたmjさんが帰国しました。

これで当分一人です(といっても、大学院生のA君が残っていますが、私とあまり遊んでくれません)

この2週間はエスカルレビュー(トロント大学で研究するための倫理申請書)の作成に追われていました。

下書きを担当教授がしてくれたものの、それを修正することが、言語的にも研究的にも、また、道義的にもむずかしく、そこをmjさんと二人で苦労しながら、作ったわけです。

この審査が通れば、およそ次のようなことができます。

(1)トロント大学の教員養成課程(大学卒業後に入る1年課程)へのアンケート調査
(2)トロント学の大学院で、教員資格も取れる院生へのアンケート調査
(3)上の院生へのインタビュー
(4)上の院生の世話をしている、附属教員へのインタビュー

これらを通して、トロント大学の教員養成の中身はどうなっているか、どのような部分が学生・院生を教師としての資質養成につながっているか、を、調査したいと思っています。

今は、大学がこのエスカルレビューを通してくれるまで待つことになります。

その間に、日本から持ち込んださまざまな仕事を片づけなくてはいけません。

日本では余裕がないのかなかなかできない仕事を片づけていきます。


さて、今から当分は一人ですので、ごはんも外食せずなるべく宿で作ろうと思っています。

今日はこのような宿のキッチンで、
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パスタを作りました。mjさんが置いていってくれた、バジルのソース、トマト、そしてクリームチーズでソースを作り混ぜ合わせて食べました。

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当分の間、静かで孤独なたたかいが続きます・・・・


追伸:

それにしても、日本の右翼化は、あまりに急激ですね・・・・・・

少し落ち着いて

今の日本はお盆まっさかりでしょうね。

こちらは、日差しは強くても、空気はとてもさわやかです。
今がいちばんいい季節かも知れません。
(これから寒くなるからねえ)

前に書いたように、大きな山場を超えて、すこし落ち着いた感じで
土日を過ごしています。

小さな仕事は残っていますが、それもほぼ終えて、
カナダ第一ラウンドは終わろうとしています。

とはいうものの、mjさんが帰るまで4日ほどですので、それまでに彼女にお願いすることはしなくてはいけません。

ということで、彼女が帰った後、公立の学校を見学したいと思い、そのリストアップを始めました。

mjさんが知り合った私立学校の先生は、学校の見学なら校長に権限があると聞いたので、直接電話でアタックしようと思っています。

ところで、カナダトロントの学校制度はすこし不思議なことがあります。

公立に2種類有ることです。

公立以外に私立があることはもちろんですが、トロントの公立には、以下の2種類があるのです。

トロント教育委員会と トロントカトリック系学校教育委員会です。

後者も公立であることを、頭に入れて下さい。

なぜ後者のような「公立」があるか。これはもちろんカナダ成立と関わっています。

カナダにやってきたフランス人とイギリス人は、カトリック教徒がほとんどでした。
ところが、イギリスがヘンリー8世の時カトリックから離脱し、英国教会を作りました。ということでその後のイギリス人は非カトリック教徒となったわけです。

その後続々と非カトリック教徒がやってきたのですが、昔からいるカトリック教徒たちが教育を公的な形で残そうとしたものなのだそうです。

カトリック系の学校は、カトリック系の住民の税金で運営されている、だから、公立、ということなのです。

もちろん、これには論議もあるみたいで、上にリンクしたウィキペディアにも、そのことが書かれています。

とにかく、このことをふまえて、なんとか公立学校を覗いてみたいと思っています。

ICSだけでは、カナダトロントの小学校教育を語ることはとても危険だ、と思うからです。

さて、このことに関連して、とってもとってもこわああいサイトを見付けました。

これ

なんと、学校の先生を匿名で点数つけて、サイトにさらす、しかも世界的に、という、教師にとっては恐ろしい恐ろしいサイトです。おもしろいので見て下さい。

きっと日本にもあるのでしょうね。大学の教員の評価サイトはあると聞きましたが、見たことはありません。また教えて下さいね。

では、また!!

大きな山を越して

たとえどんな研究であろうと、トロント大学に関わる研究を行うためには、倫理申請書を出さなくてはいけません。

つまり、自分はどんな研究をやるのか、その研究の意義は何か、学生や子ども(附属の)にかかわる調査をするなら、その同意をどのように得るのか、などなど、大量の書類を用意しなくてはいけません。
たとえば、これ

以下の書類を全部出さなくてははいけないのです。
*Cover Sheet
* Application Form
* Statement of Intent and Departmental Coordinator's Checklist
* Amendment Form
* Annual Renewal of Ethics Approval Form
* Study Completion Report
* Adverse/Unanticipated Events Form
* Informed Consent Document Checklist (recommended)

とにかくなにがなんやらわからないままかきはじめて、それがまったく形式にのっていないことがわかって、かつ、自分の研究の方法論がしっかりみえていないということもあって、大変でした。

というのは、半分以上嘘で、前にも書いたように、みてくれた教員の方が、私たちの研究の趣旨をくみとって下書きをしてくれたのです。

いろいろ考えるに。

たぶん、自分たちがカナダではやろうとした研究は、「探究的な研究」なんだと思います。つまり、なにかを証明しようとするのではなく、なにかを探究しよう、発見しようとするものなんだと思います。

だって、カナダにあるものを証明するのはむずかしいですからね。なんといっても「知りたい」ですから。

ところが、それではこちらの倫理申請書は通らないというわけなんです。

さあそこからが大変、なにを見たいのか、それを見て何を「考察」したいのか、探ることになりました。

私たちの究極の目的は、「よりよい教員養成のあり方」の探究です。

日本の教員養成のあり方が変わろうとしているとき、どのように変わればいいのか、その手がかりをここでつかみたいわけです。

特に、教育実習生の「子どもとかかわり子どもの中に「コミュニケーションの基盤」を育てることができる力」をどうすれば育成できるような、教員システムや、教育実習のあり方について、知りたいと思っていました。

このトロント大学は、3種類の教員養成パターンを持っています。1年養成コースと、2年養成コース(このうち応用心理学の発展したコースと、教科学習に基盤を置いたコース)の3つです。

このそれぞれの実習生が、授業や実習を通じてどのような変容があるかを見たいのです。

ここまでは分かって頂けるのですが、前にも書いたように、「コミュニケーションの基盤」という概念が、なかなか難しく、それを倫理申請書にどのように反映させるかで苦労したわけです。

なんとか昨日の打ち合わせで、山場を超えて、なんとか倫理審議会でパスするメドも立ちました。

少しだけやるべき仕事も残っていますが、終末には片づけてしまいたいと思います。

・・・・あ、日本の皆様は、お盆休みでしたね。すっかり、トロントの気持ちのいい季候になれてしまい、わすれていました・・・・

kokoro presence..........

こちらに来てはや10日。

しだいに慣れていることを実感します。

今までは単なる旅行者とどこか思っていたのですが、

ここに3ヶ月いると思うと心の構えが違うようです。

ところでみなさん、英語で、「心の構え」ってなんていうかわかりますか?

今回の研究では、教師となるべき人をどのように育てていくべきか、その中身について

トロントではどうやってんのか、ということを調査しに来たのですが、

そこで困ったのが、「心の構え」という言葉です。

子ども自身が人と関わろうとする「心の構え」を持たせられるような教師を育てるにはどうしたらいいか、そのようなことをトロントではどうやっているのか、ということを調べたいのですが、これを英語にするのは難しい。

しかし、今来ているトロント大学には、ホリスティック教育の第一人者、ミラー教授がおられ、私はその先生につくものですから、助かります。

ミラー先生は、魂の教育、スピリチュアルの教育(このへん、あやしいと思わないでね。全然あやしくないから。むしろミラー先生は「kokoro educatuon」と呼んでいます。)を推進されている方ですから、日本人的・東洋人的な発想をよく理解されています。

で、「心の構え」は、英語で、disposition というのだそうです。
知らなかったねえ、こんな単語。

ミラー先生は、「教師にとって必要なのは、theory, practice, and prezence」とおっしゃいます。

最後の「presence」が大事なのですが、日本語では、「その人の存在感そのもの」ということでしょうか。これを培うことが大事、という点については、私たちも大賛成です。

その意味で、本当にいい先生についたと思っています。

さて今日は、(カナダ時間では今は朝)ミラー先生に見て頂いた、トロント大学に出す「研究倫理申請書」を、実質的に審査する教員の方に見て頂く日です。

実はその先生には、日本にいるときに申請書の下書きを作って頂いたのですが(これ自体すごいことです)若干、私たちが考えている上のような「kokoro」のことがなかったので、大胆にも、その先生が作った下書きを、変更して、当の先生に見せる、という、恐ろしく大胆なことをするのです。

まあそこで、前日に、ミラー先生に見て頂き、守ってもらおうという魂胆もあったわけです。

とりあえず、目的は達成できました。あとは、今日の本番の討議で、私たちが訂正した文書が通るかどうかということになります。

これが通らなければ、なんのためにカナダにいるのかわかりません・・・・・・・

がんばります!

昨夜食べたのは、中華料理。インクカートリッジがなくなったので、それを取りに行くついでに(この過程も大変でした。mjさんのおかげで、乗り切れました。電話の英語、電話した後の英語は難しい)近くの店に寄ったのですが、これがあたり!!

お店の感じ。

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日本の中華料理屋さんみたいでしょ。

料理。私は、野菜スープと、チャーハン定食みたいなのをたのみました。

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これに、春巻きの挙げたやつが別に付いています。

ごはんはぱらぱらで、その上にチキンの唐揚げが乗り、横には、海鮮団子が四つ。
スープは野菜たっぷりで豆腐も入っていて、薄味。

最高でした。

ここのおばちゃんは、英語があまりわからず(カナダに来て20年といっていました)日本に来たことがあるらしく、私たちが日本人だと知ると、なつかしそうにやってきて、話をしました(よくわからなかったですが)
小学生の子どもが英語が分かるので、注文取りなどに活躍していました。

おじさんみたいな人に最期送られて店を出ました。

出てから店を見ると、家族で食事をしていました。

食べている間、白人の女の人がトイレをだまって借りて出て行ったり。黒人の常連のおじさんが、春巻きをテイクアウトしたり、私たちの横では、これまた常連の白人の夫婦が、コーラと春巻きと定食を食べていたり・・・

It's Canada !!

でした!!


夜からいっぱいいっぱいで

昨日は(日本では今日かな)朝から宿にいて、日本から持ってきた仕事をしたり、洗濯をしたりして過ごしました。

そして、夜から出かけました。
出かけたのは、アロウスミススクールというところです。

ここは、学習障害の子どもたちを専門に教育する、私立学校です。

mjさんが前に泊まっていた宿で一緒だった高校の先生が、ここの夏期研修を受けに来ていたのですが、その人に誘われて私も一緒に行きました。

ここの学校は、ルリヤ(ほうら勉強したでしょう、あの心理学者の)の理論をもとに、学習障害の子どもたちを、いわば「訓練」するプログラムを作り上げ、そこの学校で実践するとともに、公立学校や私立学校にもプログラムを提供しているのです。

まだはっきりしたことはわからないのですが、日本には導入されていないようですので、詳しく調べてみます。

なんとなくわかったことは、
・脳がうまくはたらていないところを、他の部位で補えるように訓練する
・訓練のしかたは、大きく3つの領域でやっている
  (1)意味のわからないシンボルをかたまりでとらえる訓練
  (2)意味の分からないシンボルをなぞる訓練
  (3)言葉のないコミュニケーション場面の絵を見ていろいろ考える訓練

そんなところです。もうすこし追っかけてみます。

夜は、上の先生とmjさんと3人でイタリア料理店に。

この先生は、私立中高の数学の先生なんだけど、自分との学校にいる学習障害の生徒のための授業開発の勉強に来ているのです。

この先生の熱意は大変なもので、夏期研修のためにアパートを借りてArrowsmith School に来ているのです。

この先生に、カナダの教育委員会の事情や(教育委員会が普通のやつとカトリック系の学校を管轄するやつと二つあるということ、しかも後者の教育委員会の管轄学校も公立!!)高等学校と大学の関係についていろいろ聞きました。

あっという間に11時になり、いっぱいいっぱいになって宿に帰ったのです。

ところが、宿に着く前にmjさんが、「いっぱいひっかけて帰りたい」(上のレストランでは、ドライバーの先生と酒の飲めない私に遠慮していた)と言い出して、宿のそばの飲み屋でビールをひっかけさせてあげました。

酒が好きな人はしかたありませんね(笑)

>kuromiyaさま

上の学校ところでもみたように、研究者の研究と実践とをなんとかつないで、実際に使える実践方法を開発している人がここにもいました。ただ、カナダでも研究だけの研究をしている人や、研修などする暇もなく過ごす公立学校の先生もたくさんいて、日本と変わらないところもあります。

上の先生も、カナダが学力が高いなんて信じられない、と言っていました。

どこも、隣の芝生は。。なのかもしれません。

もう少し探究を続けます。


客員研究員の部屋

今私は、OISE (トロント大学附属オンタリオ教育機関)に来ています。ここは、大学院、教員養成、現職教員教育が集まった機関です。
ここで私は、客員研究員となってきているわけです。

私には、共同の研究室が与えられています。まず入るところから。
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共同といっても、他の人はいません。夏休みだからでしょうか。名札もついています。急ごしらえですが(笑)

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入るとこうなっています。


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ここには机が二つと、小さな机が二つあります。今はここを独り占め(今月は通訳としてmjさんも来ていますので二人ですが)しています。

そして、窓から見える風景が、絶景!!


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宿からここまで、地下鉄を使って、door-to-doorで、15分!!便利!しかも、OISEの地下に地下鉄の液からは入れる入り口がある!
ちょっと、快適すぎです。

でも今日はここには行っていません。宿で仕事を少しして、たまった洗濯をして、夜から養護学校のオープンスクールに行ってきます。なんと19時からオープンスクールがあるのです!!

その模様については、また明日お知らせします!


iChat AV 不調

トロント8日目

今週は、金曜日に自分たちのやっている研究を審査する委員会に出す書類を、前もって検討してくれる会合があります。そこには、トロント大学の教授と附属学校の校長によって開かれ、私もそこに出席します。

その書類なんですが、下書きを私がとてもつたない英語でしたものを、見てくれた教授がなんとすばらしい英語にしてくれたのです。

ということは、そのまま出せば通るというわけですね。

ところが・・・・

その中身がほんの少し、私たちの研究の趣旨とずれているんです。

簡単に言うと、コミュニケーションという概念の、日本語と英語の違いによる、ずれ、です。


日本語では、コミュニケーションは、「相手とのやりとり」「自己表現」「人間関係の構築」「社会性の表れ」などと、広範囲にわたる意味を持たせているようです。

私たちは、このうち、どちらかといえば、後の2者に重きを置いて考えて書類を作りました。


ところが、英語の、communication は、どちらかといえば、前2者の意味合いが強いようで、そこからずれがくるわけです。

ここで急いで付け加えますが、だからといって、英語の人が後2者を重視していないかというと、全く全くそんなことはありません。

カナダに来てつくづく思うのは、言語表現の微妙さです。

英語の敬語の多さ、直接的に言うことを回避することの多さです。

(誰ですか?英語は日本語に比べて直接的な言い方をします、なんていったのは!!!!)

例えば、「これあなたにあげます」を「I will give you it」なんていうのはとても失礼だそうで、

give を使うのは、「上から目線」なんだそうです。(mjさん談)。

英語では、その意味をあらわす動詞(例えばgiveね)を使うことは、直接的すぎる感じががするので、

take,get,putなどの、ありふれた動詞に前置詞や副詞をつけて、いわば、「間接的に」表現するんだそ
うです。

そういえば、高校の時に、こういった動詞のイディオムを覚えさせられましたね。

なんでこんなにいっぱいtake のイディオムがあるのかわからなかったですが、この年齢になって

ようやくその謎が解けました。

こういった動詞を適当につかうのがいいみたいなんだそうです。あとは、場面、ですね。

英語がわからなくても、この場面ではこんなこと言いそう、みたいなことがわかれば、言っていることはわからなくても、何が言いたいのか、は、わかるんです。

語用論は、偉大です。


さてさて、表題のiChat AV。

せっかく日本からiSightを持ってきたのに、うまくつながりません。

error 8 なんてのが出てしまいます。

家のパソコン同志ではつながったのに・・・・

ネットを見ると、こんな例はけっこう多いようで、でも、なかなかうまくいかないようです。

B&Bに設置されている無線LANのせいかもしれない・・・・・

もしどなたかおわかりのかたは、教えてください。

なお、私のアドレス(チャットのね)は、nanbahirotaka@mac.comです!

テキストチャットはできますので、ぜひどうぞ!

>広大製さま

教採おつかれさま。そしたらすぐ実習ですか。
「少年の日の想い出」、私中学校の教員時代の、想い出の教材です。

思春期の中学生たちには、なんらかのものが心に残ります。
これこそ、あんまり先生が発問しないで、
「この場面までで心に残ったこと書いて」みたいな授業をしたらどうでしょう。
生徒が書いたものを次の時間とりあげて読み上げたりまとめてプリントしたりして
やっていくのです。
そして、時々生徒のコメントに関わる原文を読んで説明したりしたらいいんじゃないでしょうか。

がんばって、作品と子どもとの出会いを楽しんでみてください。

>しんじさま

わかりました。予定が決まったらお知らせします。なにしろNYははじめてなもので、チョー緊張します。

>マッケンローさま

レストランで出るハンバーガーは、一品料理と思った方がいいと思いました。
ファストフードのハンバーガーとは、違うものということですね。

ちょっと高めの、牛肉の炒め物定食と、牛丼屋の牛丼の違い、と思えばいいかもしれません??

とにかく量ははんぱじゃないですが、けっこうおいしいんですよ!

ナイヤガラに行きました

まず私のお部屋のようす。

これがB&Bのお部屋です。ありのまま・・・

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逆から見たところ

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まあ、いい感じのお部屋でしょ?ここに3ヶ月いるわけです。隣の壁が薄いのが気にはなりますが・・

トロントのバスターミナルから2時間弱。大人36ドル(往復)で着きます。

いきなりこれ。

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おなかがすいていたので、すぐに食事。滝のすぐそばのレストラン(Edge Water)。


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食べたハンバーガー。11ドル99セント。

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その後、滝のそばまでいく船(霧の乙女号だったかな)に載りました。14ドル。その値段の価値はあります。すごいです。びしゃびしゃです。結構長く滝のそばにいます。

もう一つ、川の上をゴンドラでいくアトラクションにも乗りました。


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全然怖くなくて、とても気持ちが良かったです。ナイヤガラの滝の一番端がどうなっているかがわかります。ああこなっていたんだ、と、とても納得しますよ。

夜は、ひさしぶりの日本食をレストランで。天ぷら定食を食べました。エビが5本!!もついていました。

さ、お休みはおわり。明日から、激動の一週間です。

トロント6日目

やっぱり、睡眠時間は一定になりません。昨日は11時半に寝て目覚めたのが4時半。どうも落ち着くまでには時間がかかりそうです。

そういえば、日本で見たテレビで、キャビンアテンダントが時差ぼけ解消に、ゴルフボールを使って足裏をマッサージする話を見ましたが、有効なのでしょうか。
もし有効なら試してみたいものです。

さて今日は、Oさんと、一緒に来ている院生のA君とで、ナイヤガラの滝を見に行きます。実は一昨年見に行ったのですが、えらい雨にもかかわらず傘をもっていかず、しかもかなりの距離を雨に濡れながら歩いたために、その翌日日本に帰る飛行機で熱が出てしまい。飛行機の中でがたがたふるえながら帰った想い出があります。
だから、ナイヤガラの滝にはあんまりいい記憶がないのです。
今日は、その記憶を払拭したいものです。

今いるB&Bは若い女の子がいっぱいです。
いいなあと思うでしょう。
それがそうでもないんだなあ。

トイレもお風呂も共用なので、気を遣うこときわまりない。

朝、ゆっくりとトイレをすませて外に出ようとすると、そこにうらわかきお嬢様がいらっしゃる。
これでは、おちおちできませぬ。


しかし、こっちにきて思うんですが、日本の女の子は、抜群にかわいいと思います。
これは一緒に行っている仲間もそういっていますし、こちらの人もそういっております。

とにかく、服のセンスがいい。化粧がほどよい。顔かたちが整っている。

日本人の女の子があるいてくると、こっちの男どもはふりかえりますねえ。

日本にいるとなかなか気づかないことを、海外で気づくという、一つの例でした。


さ、これから、ナイヤガラに行って参ります。

日本の皆様、おやすみなさい〜〜〜。

トロント5日目

おはようございます。ただいま現地時間 6時。今日起きたのは、4時45分でした。
寝不足ではありません。とてもさわやかです。

というのは、昨日は、午後7時30分過ぎに寝たからです。

おとといは、午前1時に寝て3時に目が覚め、それから全く寝られず。

そうなると、昨日は午後から眠くて眠くてしかたがなかったのです。

それで、Oさんと飲み屋に行っても、「こてんこてん」した状態で話を聞いていました。

そのまま帰り、こてん、となったわけです。

こうなると、むしろ、気持ちよく。時差ぼけが解消できそうです。

つまり、体が完全に、こちらの時間の体になった感じです。


この2〜3日のトロントは、日頃の冷静さを取り戻したみたいで、

暑いですが、さわやかな感じで推移しています。

日本はまだまだこれからが暑さ本番ですね。

ようやく気温に関しては、このトロントの優位さを確保できたという感じです。

仕事の方は、おそろしくいい感じです。現在、研究を行うための「倫理申請」を作っているのですが、自分たちが作っていると言うより、ここの大学の先生たちが私たちの意向をくんで作ってくれているという感じで、なんかもう、ほんとに申し訳ないという感じなんです。

どこの国でもそうでしょうが、このトロント大学では、研究をするために大学の学生や教員、附属の教員や子どもに対して調査をしたりインタビューしたりするためには、「倫理申請書」を出さなくてはいけません。

それが、ほんとうに細かいもので、その説明がここにあります。

とにかく細かい。これができたら、研究もできるのではないか、というぐらいです。

とにかく研究の中身をくわしくつめておかないといけないみたいなんです。

これはとても無理。・・・と思ったこっちの先生が、作ってくれているんです。

ほんとうにありがたい・・・

しかし、こういうのを経験すると、自分の研究がいかにいいかげんだったか、身にしみます。

なかみよりも、方法論の問題です。

海外に留学した研究者たちが(とくに教育の人が)帰ってきて異口同音に言うのが、日本の研究の方法論の甘さです。

たしかにこっちにきて思うのは、中身よりも方法論という感じが強いですね。

いい研究というのは、こういった厳格な方法論をとにかくクリアした上で、中身がちゃんとある研究なんでしょうね。

反省しつつも、やはり若い研究者のたまごは、はやく留学した方がいいなと思いました。

ただ、国語教育の場合は、現職の小〜高の先生が研究者になるパターンが多いです。

そうなると、よけいに研究の方法論が甘くなりますから、絶対に留学して、いつもとは異なる世界で方法論を学んだ方がいいですね。

こっちに来て、食事に関しては、とてもいい感じです。

量は少し多いくらいですが、とにかく野菜が多い。野菜中心の食事になっています。

そろそろ、ごはん日記を平行してつけていこうかな、と思っています。

>しんじさま

そうですか、ならば、NYで会いましょう。私行ったことがないのでちょっとびびっています。またいろいろ教えてください。

トロント4日目

というかなんというか、よくわからないんですよ。時間の感覚がなくなっています。

今日も、午前4時に寝て10時に起きました。11時に約束していたので、あわてて出かけました。

去年も一昨年も、カナダに来ると時間が経つのがとても早いのです。なんでだろう?

今のところ、特別の用事がありません。ここにきた本当の意味の研究が始まるための準備のうちあわせをこちらの研究者たちとすることになっているのですが、そのじかんがなかなか決まらないのです。

それはなんとか来週になりそうです。

そうであれば、もっと時間に余裕がありそうなんですが、とても時間の経つのが早い。

たぶん。。。ごはんを食べる時間が長いから・・・・


ああ、しばかれそうですねえ・・・

OISEに来て、私は客員教員のお部屋をもらっています。共用なんですが、他の人はいません。

だから、そこのオフィスで、日本から持ち込んだ仕事をせっせとすることができるのです。

クーラーはついていて、パソコンもそなえつけで、とても快適。

一緒に行ったOさんが英語ぺらぺらなので、ことばに困ることもありません。

そうそう、Oさんと暇なときは、英語のレッスンを受けています。ときどき英語で会話して、彼女に
なおしてもらい、うまくいった話し方を、現地の人に試しています。これは、ほんとに自信がつく!

今回の出張ではこれが一番の(今のところ)収穫でしょうか。

少しずつ少しずつ英語で話そうとする勇気が出てきました。

でも、まだ怖いねえ・・・・


時間を自分の思うようにできるという喜びにひたっているのかもしれません。

まだ、とろんとにきて4日。あと、89日あります・・・・

>しんじさま

ニュースによれば、アメリカ東海岸はえらい暑さですね。しかも、ハリケーンが来るってほんと?
ところで、わたしもしかして、20日から一時帰国して26日にトロントに戻ってくることになりそうです。としたら、会えないですね。。。26日は夜までいませんか?

>マッケンロー様

はい、ありがとうございます。上のような状況でまだどうなるかわかりませんが、ぼちぼちやります。
それにしても、なんか、ぜいたくなことをしているような記がします・・・

トロント一日目

トロントに着きました。

現地時間16時35分、日本時間3時35分です。

気温、なんと、36度!!!!

もちろん、摂氏。

この暑さ、トロントでも何十年かぶりだそうです。

タクシーの運ちゃんが、「ほれみろ、今外は37度だ」ということを、アラビア語なまりの英語で話していたような気がしました。

降りてから、移民の受付にまわされ(日本人の多くはそう)なんの研究をするんだとか、おまえはだれに会いに行くのだ、みたいなことをいっぱい尋ねられました。

当然よくわからないので、助けてくれる人が助けてくれました。

とにかく空港からなんとかタクシーに乗り、宿へ。

宿は去年と同じところ。ここ

部屋は三階。屋根裏で熱いんだけど、クーラーをがんがんつけていいみたいなので、すっとつけっぱなしにしています。

ああ、もうだめ、眠い。詳しくは、また明日!!


・・・・スーツケースの鍵、なくした・・・・・

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