世界は舞台で 舞台は世界で
これ、なにかわかります?
Maiking Book of Alice's Adventures in Wonderland
不思議の国のアリスの本の作り方の本
2003年に出たもの。
ドールハウスの工藤和代さん、海洋堂、北陸製菓、日本ヴォーグ社 がコラボした、本。
つまり、海洋堂が作った、不思議の国のアリスの世界のフィギュアが、工藤さんの作ったドールハウスで、いきいきと動く様を本にし、そのようなドールハウスの作り方も載せている本。
初版だけ、海洋堂が作ったチェシャネコがおまけでついている。
そいつが、表紙から飛び出しました。
これ、実は、普通の本屋の、B版フェアで買ったもの。
つまり、再販をしない本屋業界にあって、古本屋以外でほんの少しだけやっている、売れ残りの本のフェアで買ったもの。
この本、初版さえはけてなかった、というわけ。
おもしろい試みだと思うけど、1200円なら買わないな。
これ、半額でした!
アリスの世界から飛び出した、チェシャネコ。
でも、この世界でも、やっぱり。アリスの住人で。
不思議の国のアリスの世界を背負っていますね。
飛び出しているようで飛び出していないや!
土曜日に見た舞台は、
舞台の世界に飛び込んでも、現実の世界を背負っている、という
ふうにも、見えたわけで。
舞台で変われれば、現実でも変われるし。
現実で変われれば、舞台でも変われる。
なんだ、結局、虚構の世界なんて、役者にとっては、
地続きじゃん!!!
でもね。
見ている人は、ちがうんだって。
現実でいくら見せられても納得できないことが、
舞台で見せられると、素直に受け止められたりしてね。
見ている人は、現実で変われないことを、舞台を見て変われれるんだ。
だから。
変わりたい人は、舞台を見なさいね。
間違っても、
舞台の世界に入っていけない。
チェシャネコは、しょせん、アリスのチェシャネコだから。
マリリンさん。
あなた、ねだりものの世界では、もしかして、私の・・・子ども???
あなた、チェシャネコ?
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コメント
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とってもきついお言葉でした。私はチェシャネコなんですね。
投稿: マリリン | 2006.02.21 11:17
おひさしぶりです。
バレンタインにわざとらしく、名前を書いて提出したウィスキーボンボンはおいしく食べていただけたでしょうか?(笑)
話は変わりますが。
私は今の自分を変えようと苦戦中です。
「変わらなきゃ」って思っても、行動に移せず、最近鬱々としてます。
行動に移さなきゃ、気持ちは誰にも(自分にも)わかってもらえないですよね。
先生のおっしゃるとおり、演劇を見に行こうかなぁ・・・
投稿: 広大製です。 | 2006.02.21 00:12