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事件と教育と

今日のポッドキャストは重いかも

世の中が憂鬱な感じなので、ブログをクリスマスバージョンにしてみました。


競争社会と、弱者を顧みない社会と、人の話を聞かない人の増大と、みんなつながっていますねえ。

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コメント

始めて書き込みさせていただきます。今年から中学校で講師をしているものです。

お話にあったような、子どもと自分がかかわり、人との関わりを教えるという内容は大学にありませんでした。むしろ多くの先生に、自分たちとうまくかかわれない人が多かった様に思います。そういう先生に、学生の方から心を開いて力を引き出そうとするなんてあり得ないので、そこで終わりです。適当にすまします。寒々しいです。

自分が今いる中学校は、「底辺校」なのだそうです。学力がふるわない生徒のためのTTとして授業に入りますが、大人をまるごと拒否する生徒の前で、力不足を痛感します。35人程のクラスで、宿題を提出するのは半分くらいだそうです。1/3以上の生徒が、離婚家庭です。

「この先生は生徒に受け入れられないだろうな」と自分が感じるベテランの先生は、生徒が生意気だ、できないくせにいきがってる、変な文字書いてかっこつけてる、としばしば職員室でお怒りになっています。

そういう生徒は、どうしたらいいんでしょうか。義務教育は、中三で終わりです。教育を受けられる最後かもしれないチャンスの3年間を、捨てているのは生徒でしょうか。
度を超したふるまいの生徒は、強面の先生に首根っこをつかまれ「指導」されています。でもまたやります。

ああいうバカが、そのまま大人になってまたああいう子どもが産まれるんだよ。もう子ども作っちゃいけないね、ああいうやつらは。
という担任の先生の言葉も聞かれます。本心ではないと思いますが、希望のかけらもありません。相当しんどいのだと思います。

学力的に取りこぼされた中学3年生に指導していると、この子達の2年強はなんだったんだろう、と思ってしまいます。きっと本人達はもっとそういう事を感じていると思います。

大人を恨んでいる印象を感じさせる生徒が、たくさんいます。

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