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足がトロント

トロント3日目。(書いているのは4日目の朝)

足がトロントです。しつこいか。

でも、とにかくよく歩く。そしてこちらの人は足が速い。そしてよく歩く。

だからおなかがすぐすく。空気がきれい。さわやか。ごはんおいしい。

こりゃたまらんねえ。

では、朝のごはんから。

朝は、いつものようにコンチネンタルブレックファストの食べ放題。
食パンにはマーガリン、ベーグルにはクリームチーズ、そしてコーヒーです。

実はその前の晩は疲れすぎてすぐ寝てしまい、しかも起きたら8時半で、起きてすぐに食べました。

そのあと行っている3人で、午後から行うインタビューの打ち合わせをして、部屋に戻り、それぞれがインタビューのための下準備をし、通訳の方ともう一人の研究者仲間がいる、あのICSに行きました。

ICSは1年前と変わらず、子どもたちの活気にあふれていました。

しかしそこに滞在したのはごくわずかで、すぐに移動して、インタビューする教授がいる
OISE(トロント大学附属教育研究施設)に行きました。

インタビューは2時からなので、食事をしようということで、通訳の方いきつけのイタリア料理へ。

ここのお店は去年も入ったのですが、とてもおいしい。

5人で5皿をたのみ、シェアしました。中味は
いかのトマトパスタ? なんかのやっぱりトマトマカロニ?チーズとなんかの野菜サラダ
あといろいろ。

とにかく野菜が豊富。私ここにきて、ほんまにいっぱい野菜を食べています。

いよいよトロントダイエットはじまるか!!!!

・・・・・・・

さて、いよいよインタビュー。

教授の部屋をたずね、場所を変えて、なんと2時間も話を聞きました。

話の内容は、トロント大学でやっている教員養成の中味です。

その先生は、そこの中心的な役割を果たしている方で、ほんとうにいろんなことを聞きました。

なにから書いてまだまとまっていないので、箇条書きで。

・前にも書いたように、カナダオンタリオ州では大学を出た人が教員免許をとるために、それ専用のコースに入学する。入学希望者6000人に対して、入学許可者はわずか1300人!!
・入学試験はなく、入学前にどれだけ教育的な活動(ボランティアでも仕事でも)していたかという経験によって決まる。だから、入学者の平均年齢は29才!!
・はいったら1年年限の初等教育と中等教育、および修士をとるための2年コースに分かれる。それぞれ600人、600人、100人。
・初等教育コースは、600人を9つのグループ(ここではコーホートと呼んでいる。1グループあたり66人程度。振り分けは希望制)に分け、それぞれに6人!!の教員がつく。(6人の内2人は専任、4人はパートタイムの教員)その6人の教員がほとんどすべての授業を受け持つのだそうです。
・1グループを二つに分けた33人ぐらいが一単位で授業を受け、ときどきは一つのグループとして活動する。グループを超えた授業もあるみたいだけれど、基本はこの66人のグループ。
・つまり、この66人のグループが一緒に生活して助け合って1年間を乗り切るのだそうです。
・教育実習は、なんと!!!
第1部 1週間のおためし期間(これは週に何日かいく)と4週間べったりの実習
第2部 1週間のおためし期間(これは週に何日かいく)と4週間べったりの実習
第3部 べったり5週間

と、それぞれ別の3つの学校に計16週間(計算が合わないのであと1週間については調べます)行くのです。それぞれの実習に、教員は3日くるそうです。

・その教授はいっていました。私たちは全ての教科や領域の専門家ではない。6人ではすべてをカバーできない。しかし、それ以上のメリットがこのコーホート制にはある。このグループで社会性や人と人との関わり方という、教育の基本を学ぶことができるからだ。
・教授はいいます。教育にとって大事ななのは、ほんとうに価値ある生き方を子どもたちに教えることだ(way of life)。そのために私はさまざまな角度から授業している。
・もちろん、1年間は短いし、教科の深い内容にははいれないことがあるので、自分は今教師になった人からインタビューして、自分たちのプログラムに何が足りないかを検討しているところだ。

こんな話を聞きました。あっという間の2時間でした。


日本は、逆行していませんか?こんな教育者は、日本にもかって、そして、今も、いるはずです。

それが、表面的な学力だけで評価されようとする国になりさがってきたのではないでしょうか。

way of life

教授はこれは、「fitting the society」ではなく「construct the society」だといいます。

このことばを肝に銘じたいと思います。

夜は、ベトナム料理屋で、米の麺(フォー)をすっきりと食べました。
心も体もすっきりした一日でした。

が。

心も体も、疲れていたことにはかわらなく、結局21時には寝てしまっていました。

そんなこんなで、4日目の朝を迎えたところです。(つづく)

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