はい。主人帰ってまいりました。愛・地球博からもどってまいりました。
その報告とこれから行く方への一言アドバイスをば。
まず5月3日は倉敷で結婚式。
この式の主人公Nくん。
とてもナイスガイなやつなのですが、マイペースすぎるのが玉に瑕。
私への招待状も、彼が郵便番号を間違え届かず。あらためて送ってもらって
着いたのが1週間前・・・・
まあ電話で連絡をとりあっていたのでよかったし。彼がそのようなやつだと知っていたので
全然驚かず(笑)。
式は大学の友人が大挙参加でまるでクラス会のようななごやかな雰囲気でした。
そのまま名古屋に移動。
今回の愛知万博のコーディネーターをしていただいたYさんのお宅におじゃましました。
私たちは愛知万博の会場に向かうためのリニアモーターカー(リニモというらしい)の起点駅である地下鉄藤が丘駅からバスで5分ぐらいのところに住んでおり、また、勤めていた大学である愛知県立大学が万博会場駅すぐそばにあり、とにかくこの博覧会には地の縁が深いのであります。
そうでありますので、私たち家族が住んでいたご近所は、万博に精通しておられる方ばかり。
年間パスを買ってすでに3回4回と行っている方が多いのです。
Yさん家族もその一つ。
Yさんは名古屋にいる頃真ん中の子どもがたいへんお世話になったのです。
Yさんの長男さんやうちの次男、そのほかの友達とが協力して夏休みに、スチール缶とアルミ缶の識別ロボットを作り上げ、名古屋市の科学コンクールで賞を取ったのですが、そのときいろいろお世話いただいたのがYさんでした。
次男にとっては忘れられない思い出であり、今でも部屋に賞状が飾ってあるのです。
さて、そのYさん一家の協力の下に万博攻略が始まったのです。
ここで一言アドバイス(1)
・なんとか名古屋東部の知り合いをゲットしろ!
だれか知り合いがおりその人から情報をもらったり直接動いてもらったりしてもらうのです。
そうでもしない限り、大物展示館をいくつも回ることはできません!
3日の夜は一家がYさん宅にお世話になりました。
さて4日。
6時起床。6時45分ぐらいに出発。
藤が丘駅に着くともう人が並んでいます。
リニモは高架にあると思いきや、地下に駅があるのですが、
行列用の屋根付き待合いが地上に広がっています。

この場所はかって名鉄エフというおしゃれなビルがあった場所。今はそこに地下のリニモに乗るための行列用の柵がずらりと並んでいます。警備員も半端でない数!
ようやくリニモに乗り、万博会場駅に着いたのが7時半頃。
ここで、一言アドバイス(2)
会場入り口で開場まで並んで待つとき気をつけなきゃいけないのはトイレ。
周辺には一つしかなく、女子トイレはすでに行列。
ところが万博会場駅構内のトイレはがらがら。
ちょっとわかりにく場所にあるからなのか。
とにかく駅ですませてから並ぼう。
なお。外に出た後も子ども連れや急な場合は外から駅のトイレに入れてもらえます。
開場は8時40分。混雑時は早くするみたいです。
この並んでいる場所には日よけはほとんどないのでご用意を。
入り口前の荷物検査はいろいろ言われたからかあっさりしたものです。
ただ全期間パスの人は顔写真と顔との照合があるので時間が少しかかります。
入場したらかねての計画通りに次のように。
私たち家族は、日立館にすぐ並ぶ。この時点ですでに2時間半待ち。
(ただしあっという間に6時間待ちなったもよう)
一方Yさんにはトヨタ館に4人で並んでもらう。私たちの当日予約のためです。
Yさん家族はすでにトヨタ館には行っていたのでほんとうに私たちのために並んでもらいました。
日立館の行列の間に、Yさんがゲットした予約券(14時10分入場)4枚をゆずっていただく。
ここで一言アドバイス(3)
こうでもしないと大物展示を二つは無理。
ふつうの家族で休日に行くのなら、上のような方法でもとらない限り、大物を二つ行くのは難しいです。平日でも、愛知県中の小学校(中学校もか?)が遠足で行くことになっているので、ほぼ毎日込んでいます。
11時40分ぐらいに日立館にようやく入れました。
入るとこのようなブースで

名前と顔写真をインプットしてもらいます。
その後次のようなモバイルを貸与されます。

これをもって、絶滅に瀕している野生種の学習をします。
展示に近づくとその動物の写真や映像がこのモバイルに移り込みます。
これで次々展示を見ていくのですが、あわただしくてゆっくり見られませんでした。
ただ、画像も映像もとても鮮明でした。
その後は、マシーンに乗り込み、なんとかスコープを目に当てていくと、現実と何とかスコープが作りだす3次元画像とが合体して、マトリックスみたいでした。楽しかったですが、時間が短かったですね。
日立館を出たのが12時。トヨタ館の予約までは時間があるので
Yさんが作ってくださったおにぎりやパンをいただく。
ただ、会場にはやはりほとんど屋根がなく、しかたなく日のさすベンチで昼食。
その後、グローバルコモンのアジアに行く。
その最初に入ったのが、サウジアラビア館。
これが、ほんまよかった!!
まずはサウジアラビア館のおねえさん。


サウジの展示は、歴史と現在とがうまくマッチしたいい展示でした。
最後には、360度スクリーンに、メッカ巡礼のもようが映り、これは壮観でした。
あ、考えたらサウジ館の写真、おねえさんしか写しませんでした・・・
その後、イエメン、イラン、ブータン、中央アジア、などを歴訪。
いよいよトヨタ館です。
若干並んで入場。ここはカメラなど禁止ですが、会場の画像だけ。

さてショーは、前もって聞いていた印象とはまったく違っていました。
主人公は車のようで、じつは車はサブ。主人公は、ダンサーたちです。
フランス人の、ちょっと小粋でセクシーで、かなり抽象的な演出。
これは楽しめました。
日本の車会社の「センス」とフランス人演出の「エスプリ」の見事な不調和が楽しめます。
ダンス好きにはたまらないショーでしょう。
やはりトヨタ館、侮れません。
さあ、この時点で3時。
6時までいるつもりでしたが、かなり疲れてきましたし、帰りが込むようなので、
北ゲートに行き、おみやげを買いました。
一言アドバイス(4)
北ゲートのおみやげやは込んでいますが、左側の方が若干すいています。
さあ帰ろうとしたら、Yさん一家が上から呼んでいます。
万博会場最大の極楽がここにありました。

ここは北ゲートから東ゲートに移動するための2階部分。
床は木。風が心地よく、みんなお昼寝しています。景色もきれい!!
こここそが、愛・地球博をもっとも満喫できる場所でした!!
ああ、ここでお昼寝したかった・・・・・
少し休んで、会場を後にしました。
一言アドバイス(5)
名古屋駅に帰るなら、名駅直通のシャトルバスがおすすめ。1000円で40分ぐらいでいけます。
あと、栄えに出るなら、名鉄瀬戸線の駅に向かうシャトルバスもおすすめ。すいていると思います。
最後におみやげ。
いろいろ買いましたが、これがわたしは好きです。
海洋堂制作のフィギュアです。


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