今日はあるところで講演をしました。
今日のお題は「明るく楽しく力のつくことばの学び」(笑)。
向こうの運営の人と一緒に考えてつけました。
なかなかいいでしょ?
この時代に、明るく楽しく、を全面に出すのはなかなか
勇気のいることです。
さて、その中身は、「コーチング」と「PISA」
と、例の「帰途」の詩の題名付けをしました。
「コーチング」については、4年生の卒論でやっていたのを
拝借してお話しし、PISA については以前ここで書いたように
雑誌に書いたものをもとに話しました。
そこでおもしろかったのは、
そこに出席していた150人ほどの教育関係者に
「PISA」の読解力問題の、次の3つのカテゴリーのうち
どれが日本人が苦手だったのかという質問。
(1)「情報の取り出し」(部分的な表意の解釈のこと)
(2)「解釈」(全体をふまえた解釈のこと)
(3)「熟慮・評価」(意見のこと)
圧倒的多数の先生方が(3)に手を挙げました。
間違えています。
完全に、学習者を見間違っています。
正解は、(2)。
現代の日本の学習者は、全体をふまえた解釈は
OECDの平均かそれ以下なのです。
ああ、先生方は、ほんとのことをわかっていないんだと
かなりショックを受けました。
もう一つ。
田村隆一の「帰途」に題名をつける実践。
ここでもとりあげました。
かなりの「おじさま先生」が
「恋人」「悲恋」「失恋」と、恋話で、題名をつけたのです。
これは、どういうことなんでしょうか。
私の悪友O氏が「最近の大人の問題は、若い時に恋愛をちゃんとやってこなかったせいではないか」という
仮説を出しています。
若い時に、ほんとに、ほんとに、さんざん女の子を弄んできたO氏の言葉ですから(笑)
重みがあります。
「おじさん先生」は、思い出しているのでしょうか。
それとも
あきらめていないのでしょうか。
そして、ほかの大人たちは。
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>梅さま
修士論文執筆、発表おつかれさま!
あなたの質疑応答での受け答え、見事でした。
自信に満ちていました。
わずか2年でここまで・・・と
少し、泣きました(嘘です)。
公文式という民間教育団体を真正面からあつかった研究。
しかも、冷静に、国語力という側面からアプローチした研究。
ほんとに勉強になりました。
これで、コネもできたことですし(笑)。
これからも、よろしくたのんまっせ〜
>団、TAKA、こまつ さまさま
バトンは落としたり、転がしたり、その辺に突き刺したりして
いいんですね!!
>いしださま
まあ、そんな感じです(笑)。
今日の食べ物
朝:家
食パン、昨日の残りのハンバーグ乗せ
昼:生協(久しぶり)
チャーシューメン、ちくわの天ぷら
夜:家
うどんすき(うどん、鶏肉、大根、白菜)
今日の一品:食パンハンバーグ乗せ
つまり、ハンバーグを乗せてオーブントースターでちんするんだけど
バターを上に乗せるのが、ミソです。
焼きたての香りが蘇ります。
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