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半身浴のおともベスト5

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私の半身浴のおとも、ベスト5。


まず、風呂の湯は少な目にすること。座って臍ぐらいです。
風呂のふたを風呂の向こう側から体近くまで閉めます。
この風呂ふたが、本台になります。

風呂ふたにはタオルを置き、そこに本を立てて読みます。

濡れることはほとんどありません。

私は、風呂に入る前に、何をもっていこうか考え、
そのとき自分が選んだ本で、「自分の精神状態」を
はかります。

風呂に持っていくもの、ベスト5

第1位・・・Agora(日本航空の雑誌)
第2位・・・週刊大衆(エッチ度の高いでも反権力の雑誌)
第3位・・・情況(言わずとしれた、新左翼の雑誌)
第4位・・・食べ物特集の大型雑誌(サライとかね)
第5位・・・読みかけの本、なんでも

第1位は、ジャルカードに入っている人に送られる雑誌。世界中で活躍する日本人やら、世界のホテルやらが
満載。これを湯船に浸かりながら眺めるのは、至福。。。。。
余談だけど、来月カナダに行くもので、その下準備もかねて、ね。うらやましいでしょう。

第2位は、週刊誌。私は週刊誌が大好きで、主要五誌(週刊ポスト、週刊現代、週刊文春、週刊新潮、週刊大衆)
はほぼ買っている。その中でも、この雑誌が大好き。
もちろんエッチな情報も満載だけど、アラーキーの写真館に漂う、明るい隠微さとか、成田アキラのマンガに見られる、Hを突き抜けた「優しさ」とか、AV女優自身に連載を持たせる姿勢とか、「反体制」を標榜しないで、見事に、実践しているところがいいです。(でも女性は買いにくいよね)

第3位は、うってかわって、新左翼雑誌。マルクスとか、闘争とか、今はアナクロと思えるような文章がいっぱい。書き手にはいろんな人がいることがかえって信頼感を高めています。今の号は、「近代の超克」。ね、おもしろそうでしょ?

第4位は、食べ物特集で写真の大きいもの。これを眺めながら、味や雰囲気を想像する。
第5位は、読みかけの本をなんでも。

4位や5位は、日常をそのまま延長しようとしている感じ。1位は旅行、2位は快楽、3位は思想、のそれぞれの世界で遊びたいとき。おもしろいことに、「鬱」のときほど、4位や5位になってしまう。
異世界に遊ぶには、気力がいるんだと、実感します。

というわけで、自分が選ぶ本で、自分の「気力」がわかるというわけです。

夏は、半身浴ができない。ということは、自分の「気力」も測れない。
このあたりも、「いけない」理由なのでしょうか。

ああ、夏を早く去れ!!

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