最後の賭け
インディアンポーカーというゲームを知っていますか。
プレイヤーに配られたトランプカードの中で、より強いカードを持つプレイヤーが勝つというゲームです。
ただし、自分に配られたカードは見えず、相手のカードのみが見えるため、心理的な駆け引きが重要となります。
というものです。
私は、大学時代、あるとても賭け事の強いやつと一晩中いろいろな
賭け事をやって、最後に、このインディアンポーカーで、完全に
相手を打ちのめしたのでした。
その時、言われたのは、「おまえは、あまりにも定石を無視しすぎるので
全く読めない」という言葉でした。
それ以来、私は、「賭け」には圧倒的な自信を持っていました。
負けました。
ごく最近、トランプを使わない、インディアンポーカーに
私は、負けてしまいました。
自分のカードを予測しては、このゲームには勝てません。
ただ、相手のカードだけを見ることが、このゲームの
唯一の必勝法です。
(相手の表情などを見て自分のカードの数字を想像するなんてことは
愚の骨頂です)
私は、自分のカードを予想してしまったんです。
これを、最後の賭けと言ってしまったので、
再戦はできない・・・・・
だけど。
最後の賭けと言っている以上は、
まだ、最後ではないんですね。
本当の「最後」に来て欲しくないから、言っているのかもしれません。
これは、未練ではなく。
やはり、再戦、しそうです。
本当の「最後」にするために。
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コメント
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果たして、どんな切り札を用意していいやら。
悩んでいます。
相手のカードだけをよめばいい。
そのための、切り札を。
勝ちたいとか、よく思われたいとか
相手をどうにかしたいとか。
そんな、「色」を棄てて、
「空」になれる、切り札を、探しています。
もうちょっとなんだけど。
でも、相手のカードが読めるのに、
自分のカードが、相手の心にどう映っているか
知りたくなる、この気持ちも「色」なんだなあ。
う〜ん。
投稿: hirotaka | 2004.03.20 19:44
ゲームのお相手は、相当手強いのですね。
でも、相手が強ければ強いほど、わくわくしますよね。
燃えますよね。
胸が苦しいですよね。
そんな相手に出会えたことは、女神が起こした奇跡なのかもしれません。
あなたのお相手も同じように感じているとしたら、
再挑戦を待っているかもしれません。
ご健闘をお祈りします。
どんな切り札を用意しますか?
投稿: 誠 | 2004.03.18 05:44