「筋書きのないドラマ」と「劇的」
9回裏ツーアウト。2死満塁。
カウント、3ボール2ストライク(メジャー風に)。
得点 0対3。
バッターは、代打。今日で引退するベテラン。
打ったああああああ!!!!!!!
代打満塁逆転サヨナラホームラン!!!!!!!!!
「なんと劇的でドラマチックな幕切れでしょう!! まさしく、野球は、筋書きのないドラマ!!」
(古館調?)
・・・・・・・「ドラマ」を日本語に訳すと「劇」。
・・・・・・・筋書きのないドラマはなく、筋書きのない劇もない。
(だから、「筋書きのないドラマ」という表現が成り立つわけで。)
・・・・・・・一方で、劇的でドラマチックなものには筋書きはない。
う〜ん、不思議です。
ドラマって、劇って、(私たちの認識の中では)筋書きがあるの?ないの?
ついでに、「劇的な人生」って、どちらなのかしら?
(この修飾が制限的か非制限的かも含めて)
ちょっと前に載せた、思いがけない「結婚話」から
頭の中に点滅している、ことがらです。
« 群類風狂フーガ | トップページ | 臨床国語教育研究会東京部会の案内 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント