図書館さんぽ

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日本文学 2018年8月号のファイルです!

「新しい実在論」と第三項理論 のダウンロードは下から。

二つのファイルに分かれています。

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2018.8.30.福島県高校教員向け講演の資料

「大学改革/入試時代を生き抜く
論理力育成のために」をダウンロード

2016年度広島大学附属小学校難波博孝スライドはここです

ファイルを訂正しました。

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分人のこと、再び

最近またとあるところで、ある人と知り合いになりました。といっても向こうは知り合いと思っていないかもしれません(後述)。

つまり、ネットで知り合った、というわけです。

私はネット上で自分の情報の8割はさらしてます。もちろん、残り2割は絶対に晒せないものです。その2割が自分のアイデンティティの中核といえるかもしれません。
そしてその2割と上辺のネットで晒している8割とは、分離はそれほどしていません・・・でした。

しかし、ネットでふらふらするようになってから、この二つの乖離は、解離に近づいていて、二重人格性を帯び始めています。

というのも、ネットでは、2割の方で知り合う人と、8割の方で知り合う人がいるからなんです。

この2割の方で知り合う人は、だいたい、そでもふれずに別れていくものですが、そのうちの1%ぐらいが8割の私に触れるようになってきます。

というか、その1%の人には何かを感じて、私の8割も晒すことをする、というわけです。

そうすると、とっても不思議な事が起きます。
通常の生活では私の8割で付き合っているだけで、永久に2割とは関わり合わないのですが、さきほどの1%の人は、私の10割ーーーはおおげさでも、8割は軽く超える部分を知っていることになります。 

ネットで知り合った1%の人のほうが、深い付き合いになってしまう・・・のはそういうことか、と思います。


ところがところが、自分はそうであっても、相手はどうかわかりません。
私は単純な2つの分人をもっているだけかもしれないのですが、相手は、もっと複数の分人を持っていて、いくつもの自分を、ネットで作り、また現実にも作っていることもあるわけです。

そもそも分人を多く作ってしまいがちな女性的なジェンダーの人は、それが社会的要請されていることもあって、そのようにしてしまうでしょうね。

そうすると、自分は10割(近く)だしていたとしても、そして、相手がそれぐらい出していると思っていても、たかだか5割である可能性があるわけです。 
ネット上で知り合って、そしてトラブルになるとき、上のようなすれ違いが、特に異性間(異性的ジェンダー間)に起きるような気がしています。

そういえば、ネットでバカなこと(最近では、おでんにゆびをつっこむこと)をやるのは、だいたい男性ですよね。あれをやることで、自分(の10割)が知られてしまうことがわからない、あるいは、わかっていてもやってしまう、のかもしれません。

男性性とは、単純な分人である、といえるのかもしれません。


簡単に言うと、ちょっと裏切られた(気持ちがしている)気分で書いた、ブログでした(笑)。 

アクティブ・ストック!!!!

20161204_11_47_01

今こういうノートを作っています。外で食べたごはんなんかの写メとメモを書き込んでいます。
めんどくさがりの私がこんなことができるのは、ふたつのおかげ。

一つは、これ。

LGプリンタ

前にチェキを使っていたのですが、シール式の写真でなかったので、いつの間にか使わなくなりました。

これはシール式なので、手軽にノートに貼れます。

後もう一つは、このノート。

ノート

これをもらったんだよね。

この二つが、「外食をなんかノートにしたい!しかも気軽に!」という私の長年の思いを実現させてくれました!! 


いやあほんとに気軽にできるし、見返すと楽しい!!


ちょっと、女子の「こまごまメモ」を書きつける気持ちがわかります。

最近、残すことはとても大事だな、でも、デジタルは、ストックにはふさわしくないな、と思い始めましています。(見直すためのストック、ね。倉庫のためのストックは、デジタルはピッタリ)。

アクティブストックとしての、アナログに、今後注目していきたいです!!!

全国大学国語教育学会 難波の発表のレジュメ

下記の部分をクリックしてください。

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2016年2月6日広島大学附属小学校のファイル

2016年2月6日 広島大学附属小学校で開かれた

初等教育全国協議会のプレゼンファイルです。

「namba.file」をダウンロード

細川先生のメルマガから

よい実践とよい論文──表現者の活動の自由へ
                              細川 英雄
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世の中には,よい実践か,よい論文か,という二つの基準がある。

一般論としては,よい実践とよい論文は一致することが望ましいと考えられて
いるが,いわゆる研究業績が評価される世界においては,よい実践ではなく,
よい論文が決定的だと思っている人が多いようだ。

しかし,その実践を見ればすぐ化けの皮が剥がれるという体験を何度もして
た身としては,そんなに簡単に,論文のほうが実践より上だということはいえ
ないという気分になっている。

まず,よい論文を書いているという人の実践は,そんなに見られるものではな
いからだ。だいたい,論文を書くことを第一にしている人は,自分の実践を他
人に見せようとは思わないからだろう。

このあたりにすでに論文を書くということのエゴイズムが潜んでいる。つまり,
論文を書くことが目的化している人にとって,実践のよしあしはどうでもいい
ことなのである。そういう人は,もし研究授業や教員研修とかでその実践を公
開することになれば,きちんとした教案をつくり,それに沿って整然として実
践を行うだろう。しかし,それは,よい実践でも何でもない。

僕に言わせると,よい実践というのは,以下のような条件を満たすものでなけ
ればならない。

・他者を管理せず,他者から管理されない自由を尊重すること。
・すべての解決に自己と他者の対話を尊重すること。
自己と他者の存するコミュニティのあり方について責任を持つこと

この場合の自己とは,教師であり学習者あるいはその活動への参加者すべてを
指す。つまり,それぞれの立場で,この3原則が実行されること,このことが
重要だ。当然,実践活動そのものは,相対化され,批判の対象となる。しかし
同時に,その活動そのものが,新しい創造へ向けて動き出すような,そういう
実践である。

考えてみると,こういう実践を記述し論文化するのは,並大抵のことではない
だろう。たとえば,教案をつくるという行為そのものが,教えるべきことを項
目化し,それを順序だてるという作業だから,僕の言う「よい実践」にはそぐ
わない。

このように考えると,本当によい実践をしている人は,論文もよいはずである。
この場合の「よい」とは,仮説を立ててそれをデータで検証して,というよう
な仮説検証型の論文ではないことはもはや明らかだ。自己と他者の間を循環す
るさまざまなことばのエネルギィーをどのようにしてやりとりに巻き込み,そ
れを対話化しながら,コミュニティのあり方について,参加者全員が考えてい
くような,創造的な試みは,仮説検証とはまったく異なる次元のものである。
あえて言えば,課題の提案・提唱に近いかもしれない。そういう実践の内実を
具体的に描くことはとても創造的な仕事だと思う。

本当に,よい実践をしていたら,そういうエネルギィーは,その人の活動全体
からほとばしり出て,いろいろな表現形態をとっていくにちがいない。そのエ
ネルギィーを表現することが,その人にとっての存在なのだから,もはや論文
という形式にこだわること自体,それほど意味を持たないことになるだろう。

必ずしも論文という形態をとらずに,その人の活動は,さまざまな表現形態を
とって実行されるにちがいない。もちろん,その際に,書くという行為の意味
を問うことにはなるだろう。だからこそ,一口に論文といっても,こうしたこ
とを考えるような土壌がその論文掲載誌にあるのかどうかということが問われ
るのだろう。むしろ,そうした表現形態の可能性を大きく捉えた場の形成が必
要になっていると思われる。

論文か実践かという二元論は,こうした無限の可能性を排除してしまいかねな
いものだと思う。つまり,お利口さんとして姿かたちのよい論文を書いて満足
している人は,本当は実践には近寄りたくない人たちであるし,実践をしても
論文にならないと嘆く人は,本当によい実践ができないから,論文のせいにし
ているのではなかろうか。実践とは人間の活動そのものであるし,論文という
のは,その人の表現形態のほんの一部分に過ぎないからだ。

表現者の自由は,もっと過激に認められるべきであろう。「でも,世の中では
・・・」という反論がきっと出るに違いないけれど,あなたの,その「世の中
では・・・」という発想そのものが,あなた自身を貧しくしていることに気づ
くべきだろう。

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全国大学国語教育学会課題研究のスライドファイルです

全国大学国語教育学会の課題研究のスライドファイルです。

下記のアドレスを、使用しているブラウザのアドレス バーにリンクを入力または貼り付けるようにしてください。

6月末まで公開します。

https://www.dropbox.com/s/il92uo47cwo0hoc/%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%95%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6.ppt?dl=0

«国語教育思想研究の全目次です。